2012/02/17

ほほえましい放射線測定器。だけど、一時、これが飛ぶように売れていたという事実

もちろんこれは中国製のOEM。当サイトでは”LH-Ⅲシリーズ”と呼んでいます。見た目、スペックが同じで名前の違う製品が多数存在します。

[関連過去記事]
名前は違うけど実質的に同じだと思われる放射線測定器まとめ
LH-Ⅲまとめ~なぜこんなに人気なの!?

「FRAGILE」www ELTですかw その他、「DO NOT DROP」「HANDY DOSIMETER」「HANDLE WITH CARE」、販売業者名、URLと、PL法か何かに怯えきっているかのごとき記載を羅列。このデザインセンスもなかなかのものです。

一方、”LH-Ⅲシリーズ”はなぜか説明が丁寧で、その伝統を受け継いでいるのも特徴的です。ちゃんと「Hp(10)」と記しています。個人線量計とハッキリ書いています。スペック、操作法も紹介しています。これだけ見るなら、あまりに素晴らしく、だからこそ本体デザインとのアンバランスさが浮かび上がり、これまたほほえましくも感じます。

そして極めつけは価格。98,000円! 通常であれば、他の業者がどれほどの価格で販売しているのか、このレベルのものはいくらくらいで売れているのかをリサーチし、販売価格をつけるはずなのですが、そんなことには一切お構いなし。売りたい価格で売るという、子供のおままごと的価格設定は癒されこそすれ、非難する気持ちにはなれないというものです。

ちなみに、”LH-Ⅲシリーズ”は1万円前後が現在の相場ですが、それでもおそらくまったく売れていないと思います。これは私の勝手な、根拠のない憶測ですが、3,000円でも果たして売れるかどうか…。

非常に面白い商品が出品されたので紹介してみました。言うまでもありませんが、購入をおすすめしているわけではありません。

だけど、この類が3.11直後には飛ぶように売れていたようなんです。一時、”LH-Ⅲ”というキーワードで検索されることがダントツで多かったんです。「なんでそうなるのかなぁ」という思いが、当サイトを立ち上げた動機のひとつでした。

※別に「LH-Ⅲ」がダメだとか、これを買うなんて…と言っているわけではなく、「本当にわかってるの?」「ちょっと調べればすぐわかることなのに…」「目的に適った製品・商品ですか?」ということです。

放射線測定器がどういうものか。放射線とは何なのか。そういう勉強も必要ですが、私たちはまず第一に市民であり消費者です。市民として、消費者としてしっかりしてないと、ちゃんと放射線測定器を選び、ちゃんと放射線を測定できません。

当サイトは放射線測定器を”製品”として見るサイトですから、”消費者リテラシー”とか、そんなことも考えちゃうんですよね。

※追記:Amazonにもありましたw
関連記事

コメント

非公開コメント



rss001.gif twitter001.gif fb001.png Google+