2012/02/01

「Inspector PLUS」が7万円切り~ワイプテストプレートはβ線遮蔽用じゃありません

関連ワード:最新入荷情報 , Inspector , 基礎知識 ,
「Inspector PLUS」が7万円を切り、「Xtreme Boot」付が71,500円です。定価を考えると、日本ではさすがに5万円台というのは厳しいでしょうね。このあたりが手の打ちどころでしょうか。


※売り切れたようなので、在庫ありのものを貼り付けときました(一番左)

「Inspector PLUS」の主なアクセサリーとしては、生産中止となってしまった「Waterproof Protective Case」(かっこいいのに)、縦に置ける「Stand」、上記の保護ケース「Xtreme Boot」、そして「WipeTest Plate」があります。

このワイプテストプレートですが、どうもこれを「β線の遮蔽用だ」と思っている方が多いようで…。まず、公式の説明を引用してみます。

The stainless steel WipeTest Plate slides easily onto the Inspector positioning the depression and wipe directly in front of the GM tube window at a fixed distance of 1 centimeter. The WipeTest plate is removable for general surveying. (patent #5,936,246) Many of the customers using The Inspector Wipe Test Plate also use it as a Beta Shield for the 2-inch GM detector.

gc_238.jpg

[ソース]S.E.International:Inspector WipeTest Plate

なかなか面白い言い方です。最後の文、なぜ主語が「Many of the customers」なのか。そして「also」です。メーカーの気持ちがよく表れていますw

ワイプテストとは、”拭き取り試験”と訳されます。その具体的な方法に関しては省略しますが、要は汚染している対象物を拭き取り、その拭き取ったものを測定し、汚染度合を測るのがワイプテストです。ですから、このプレートに拭き取ったガーゼか何かを乗せ、慎重にこれを「Inspector PLUS」にセットし測定するというのが本来の、第一義的な使い方です。その上で、S.E.International社はこう言います。

「ま、β線遮蔽用に使ってる人もいるけどね」

確かに製品タイトルとして「Beta Shield」と記載はしています。実際に遮蔽もしてくれるでしょう。しかし、主語を「customers」にすることにより、突き放した言い方をしています。我々が言ってるこっちゃないよと。そして「also」という言葉により、決してそれが一番の目的ではないということを匂わせています。面白いですねw

個人的にはβ線遮蔽用にこのようなプレートは必要ないと思うのですが…(^^; というより、そもそも遮蔽の必要すら感じていません(研究や専門的な調査、ある種の検証はまた別です)。と言うと誤解する方もいるのでしょうけど、まあいいやw

[関連過去記事]
はじめての放射線測定器(附属 測定と検出)

というわけで、少し安く「Inspector PLUS」が出品されていましたというご報告でした?w

商品一覧(楽天市場)
商品一覧(Amazon)

ああ、あと、上記図にウィンドウとプレートの距離が1cmだと明記されています。β線遮蔽用なら、こんな説明いりませんよねw
関連記事

コメント

非公開コメント



rss001.gif twitter001.gif fb001.png Google+