文部科学省が新たに設置し始めた”モニタリングポスト”を集めてみた(富士電機&NEC)

2012年01月26日
関連ワード:コラム , リアルタイム線量計 , 富士電機 , 集めてみた ,
※2013.03.13追記:モニタリングポストとリアルタイム線量計は別物のようです。ですから、当記事の「モニタリングポスト」は「リアルタイム線量計」と読み替えて下さい。詳細は以下の記事をご参照下さい。

[関連記事]
アルファ通信、モニタリングポスト/リアルタイム線量計、DoseRAE 2 ~放射線測定器の調達は難しい

アルファ通信の「リアルタイム線量測定システム」が契約破棄となり、その後、富士電機がその任を負うようになった。ということは知っていたのですが、どうやらNECも絡んでいるようですね。

というわけで、文科省が新たに採用した”モニタリングポスト”を各所から集めてみました。具体的な地名はリンク先のブログでも公開されている情報なので、併記させて頂きました。

gc_225.jpg 会津若松市。これはNECですね(詳細は後述)。ブログの方の書き方からも、突然、設置された感が出ています。
[ソース]http://blogs.yahoo.co.jp/asatogcl/archive/2012/1/24

gc_226.jpg 会津若松市。設置場所を提供している施設が「文部科学省から設置依頼があった」と言っているようです。こちらも突然感満載。しかも、役所等から積極的なアナウンスは特になさそうです。逆に心配になりますよね(^^;
[ソース]http://blog.goo.ne.jp/aizu-s-hoshino/e/58fdb38601f2b8dc86da2bf640b3b08d

gc_227.jpg 福島県西白河郡の方。こういう写真はとてもありがたいですね。線量自体ももちろん重要ですが、誰が何でどうやって測ったかという情報が付随してこその線量だと私は思っています。

型式「ENG-248475」、製造番号「NCB12-0359」は共通で、各機器に装置番号(拠点ID)がふられているといった感じでしょうか。
[ソース]http://blog.goo.ne.jp/twittberlog/e/f49471aa438257ba078fe9b4a4fea56f

gc_228.jpg gc_229.jpg 五百淵公園とありますから、福島県郡山市だと思われます。これは富士電機製ですね。「N35E-122」という型番が情報として寄せられていますが、これもそうなのかは不明です。ん? 0.8μSv/h? 郡山市の公式サイトを見てみました。市役所近辺でも0.5、0.6なんてのがザラですか。なるほど。
[ソース]http://ashi2100275.blog107.fc2.com/blog-entry-1806.html

gc_230.jpg こちらは福島県福島市内の信夫山子供の森公園。2011年11月10日にアップされているものなので、おそらくアルファ通信の「リアルタイム線量測定システム」でしょう。外観も似ています。いまはどうなっているんでしょうね。あと、まったく関係ない話ですが、とてもきれいな写真を撮られていますね。私も猫を飼っているので、特に猫の写真に癒されましたw
[ソース]http://pics.livedoor.com/u/nya_mi_911/9015614

さて、文科省主導で福島県内の各所に富士電機製、NEC製の”モニタリングポスト”が設置されているというのは確かなようです。では、それぞれはいったいどのようなものなのでしょうか。

NECに関しては一応、公式サイトに少しだけ情報が掲載されています。

「CONNEXIVE 放射線測定クラウド」 を使用することで、多数の放射線モニタリングポストから送信されてくるデータのリアルタイムな処理を実現します。また、放射線モニタリングポストから送信されたデータをリアルタイムに処理し、地図やグラフなどで可視化できます。モニタリングポストは、室内設置型1機種と屋外設置型2機種の3タイプを用意しています。

[ソース]NEC:放射線測定ソリューション

NEC的にはM2Mソリューション「CONNEXIVE」を利用した放射線測定ソリューションという位置づけです。おそらくこれだろうとは思うのですが、ただ、これはソリューションの話でして、当サイトとしては、ここはどうでもいいw 問題はこの箱の中身、どんな測定器なのかという点なのですが、調べてもよくわかりませんでした。

富士電機も同様で、従来のモニタリングポストに関する情報はたくさん出てきますが、このモニタリングポストに関しては情報が見つかりません。上記の通り「N35E-122」という型番らしきものがわかるのみです。

詳しくご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひ、情報をお寄せ下さい。特に検出器がどんなものなのかが気になります。メーカーも文科省も、もうちょっとここらへんの情報を出してくれないもんですかねぇ。

[参照サイト]文部科学省:放射線モニタリング情報

そして、アルファ通信の件はどうなったんでしょうか。うやむやのうちに年が明け、こうして新たなモニタリングポストが設置されるようになったわけですが。アルファ通信側からの公式なコメントもありませんし…。
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エアカウンターEX

コメント一覧

452. 2012.03.30
NECさんのは、浜松フォトフェニックスさんの検出器のようです。弊社のは半導体検出器です。NSD4シリーズですね。
いろいろ意見はあるようですが、γの計測に理想的な特性を示します。半導体検出器は安定した動作をします。20年以上使われているユーザーの方もいます。
459. 2012.03.31
何を知りたいのかわかりませんが。
弊社では、自社での校正設備を科技庁より認可をいただいています。
自社の校正設備は、国内9割のシェアをもっています。
また、第三者(ノウハウがあるので、円秘)の設備においてのトレーサビレイテイをもっています。国内においては、他社の追従がありません。
460. 2012.03.31
たとえば検出器、あるいはどのような測定方法を採っているのか。ぜひ知りたいところですが、文科省の資料には書かれていません。極端な話、GMパンケーキで5分に一度、2度測定し、その平均を送信しているやもしれません。文科省の資料だけで判断すると。

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/02/__icsFiles/afieldfile/2012/02/21/1316858_2_1.pdf

「そりゃシンチか半導体に決まってるだろ」
「さすがに5分間隔で2回しか測定してないなんてないはずだ」

ですが、言ってくれないとわかりません。

このあたりの報告義務は、文科省にあると思いますので、富士電機さんに対してはどの記事においても特に何も申し上げておりません。すべては文科省に向けて言ってます(^^;
461. 2012.03.31
ああ、すみません。この記事だと、メーカー(富士電機さん)にも言ってますね。

この記事執筆時は文科省の発表が何もなかったので、メーカーから調べてみるしかありませんでした。そのような状況下で書かれた記事だとご理解頂ければ幸いです。どちらかというと文科省に言いたいことではあったのですが。

ぜひ、最新の記事もご参照下さい。

富士電機さんからリアルタイム線量測定システムに関する情報を頂きました
http://geigercounter001.blog55.fc2.com/blog-entry-1073.html
516. 2012.04.26
なんか、面倒です。
感度に関してはGeを推奨します。
リアルタイム線量計に関しては、コスト、安定性、契約を重視して弊社では半導体検出器にて納品しています。
シンチ+PMDはドリフトとかあります。ので半導体ほど
メンテ等容易ではありません。Geもド素人がメンテをできるはずがありません。感度だけで弊社の食品モニタをバッシングしいている方もいますが、Ge
は素人があつかえるとはおもえません。
うぜーよ。ド素人が
てめーら、Geつかってみろ。無能。

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