2011/12/12

営業支援隊と三和製作所(ガイガーFUKUSHIMA)がすべきこと

営業支援隊のホームページが”再開”しました。期待して待っていたのですが、状況はむしろ悪くなっています。

百歩譲って納期が遅れるのは仕方ないとしても、状況がどう推移しているのかがさっぱりわかりません。情報が追加されていくのではなく、上書きされ更新されるから。しかも、その情報の発信日もわからない。

放射能という不安に苛まれている人たちを助けたい。だからガイガーカウンター、GM管を開発しようと決意したはず。なのに、情報発信の仕方がマズすぎて、逆に不安を増加させています。

高い志を持つことは結構です。ですが、テレビ番組などで「こんなに苦労している」「こんなにがんばってる」「こんな志を持っている」と言っているのを散見するのみ。だったらそれをサイト上で発信すればいい。機器の情報、販売の進捗状況、そして現場の生の声も聞こえてこない。発信しない。聞こえてくるのは「延期になりました」という言葉だけ。

営業支援隊様

カラーミーショップなら普通にCMSが使えるはず。情報は上書きするのではなく追加していって下さい。ブログのように。そしてしっかりとスペック表を出して下さい。どういう特徴があるのか、どういう風な使い方をすればいいのか、どういう人に最適なのか、自身の言葉で語って下さい。

三和製作所様

販売を他人に任せるのは正解です。ですが、だからといって自社製品に関する情報を出さないでいいということにはなりません。製品を作っている以上、製造者としての責任があるはず。製品情報くらいサイトで発信して下さい。

現在のお二方のやり方は、ただでさえ不安な人たちに、より不安を抱かせています。とりあえずその余計に与えている不安だけでも取り除いてあげて下さい。そして、それはとても簡単なことです。ごくごく基本的な情報を発信すればいいだけなのですから。

その簡単なことすらできない、ユーザーがどのような不安を抱いているかも想像できない、そんなことでいいんですかね? そんな人に「市民のため」「福島を助けるため」なんて言う資格はあるのですかね? 一度、ちゃんと原点を見つめ直して下さい。そして、その原点と自身の現状を照らし合わせて、何が足りないか、どうすればいいかを考えてみて下さい。

営業支援隊
http://eigyoshientai.shop-pro.jp/
三和製作所
http://www.3wa-corp.jp/index.html

2011.12.14追記:ほんの少しだけ情報が”修正”されましたね(上書きの”修正”ではなく”追加”にしてくれと…)。タイの洪水の影響で部品の入手が困難だとか。タイの洪水は11月初旬。こうしたことはもっと早く知らせてほしかったです。ですが、問題はこれからです。購入予定者に状況を逐一、即座に伝えてあげて下さい。

その際、「皆様のお顔を思い浮かべながら」なんてセリフは一切いりません。ほしいのは情ではなく情報です。客観的な事実関係です。あなたの思いなんて二の次です。

あなたが利用している「open geiger project」とは何なのか。あなたのやり方は「open geiger project」の理念に適っているかどうか。このことを忘れないで下さい。
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コメント

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新モデルに注力中?

たびたび書き込みすみません!
ガイガーFUKUSHIMAについては「音声読み上げモデルを開発」のニュースが
12月9日に県内の各民放・NHKで放送されました。
てっきり今回のホムペ休止・再開は、この関連かと思ったら
再開後も音声モデルには全く触れてませんね。

営業支援隊は関係なく福島県盲人協会の扱いだからかもしれませんが
このモデルも発表通りに発売できるのか心配です。

「しゃべる線量計」開発 視覚障害者を支援
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4144&mode=0&classId=0&blockId=9914331&newsMode=article

「しゃべる線量計」開発 動画47NEWS
http://www.47news.jp/movie/general_national/post_5970/

社団法人 福島県盲人協会 トピックス 「しゃべる線量計」
http://homepage3.nifty.com/f-shien/

Re: 新モデルに注力中?

もちろん障害者支援も大切でしょうけど、まずは9月?10月からずっと待たされているユーザーのほうを向いて、そちらに専念してほしいですね。そして、繰り返しになりますが、こういう情報がマスコミを通じてしか流れてこない。三和製作所、営業支援隊(のサイト)からは一切聞こえてこない。この状況がどうなのかと…。

欲張り過ぎなんですかね。あれもこれもと。そんなキャパシティがないのに無理してがんばっちゃってるような印象を受けます。だけど、すべてはユーザー(購入予定者)にシワ寄せが行っているわけでして。すっごく失礼な言い方ですが、「己の器を知れ」と。そして、できないなら自分たちだけでがんばらず、誰かの助けをもっと求めればいいのに…。なんならサイトを私に作らせろとwww 素人ですが、今のがひどすぎますから、今より1000倍いいものを作れる自信がありますw

> たびたび書き込みすみません!

いえいえ(^^;) コメントを頂けるのはとてもありがたいので、これからもお気軽にお願いしますw

Re: 新モデルに注力中?

え? 音声読み上げ機能がついたら5万円?? まじですか。そんなにお金かかるものなんでしょうか…。

うーん

やはり管の製作に手を焼いているか、健康なSBM-20系の管の入手が困難、あるいはその両方なのだと思います。サランスクでは生産が続いているというのに・・・・。自分の課題さえなければ、すぐにでも駆けつけてお手伝いしたいくらいです。
誰かどこかの企業で、大量生産できる全樹脂製のガイガー管なんか開発しませんかね。最近古い全ベークライトの管(マイカ窓付き)をいくつか入手しましたが、製造後30年を経過していましたが全て快調でした。

Re: うーん

STS-5にするとも言ってましたから、製作ということではなく、入手が難しいのかもですねぇ。にしても長くかかり過ぎですし、なぜこんなに延期になっているのかも、ちゃんと説明してほしいです(^^;

utsunomia様からコメントを頂きますと、100くらい質問したくなってしまいますw それくらい私にとっては興味深いコメントを頂けているということなのですが、樹脂、ベークライトに関しての返信はまた追って。

そうかぁ。Quarta-Radが言ってることもこれに通じるのかなぁ。いや、BETA-2は見た目的には金属っぽいしなぁ。СБТ-10А(SBT-10A)ってのもどうなっているのか。全樹脂ということはカソードも樹脂? てことはγ線をどうやって捉えているんだろう。調べなきゃいけないことがどんどん増えますw

Re Re:うーん

原発事故などで放射性物質をぶちまけてしまったときには、最初に外部被ばくを気にし、γ線を定量的に計測し評価しますが、この流れが決定的になったのは、この計測にコンピュータが導入され、エネルギースペクトルを取れる(=核種判定)ようになって以後のことで、それ以前はα、β、γ各放射の比率やエネルギーからこれを推定していたわけです。ところが、ガイガー管は荷電粒子にしか感度が無いため、本来γ線には直接は反応しにくく、散乱による間接的な反応を利用してγ線感度を得ています。
αβγの比率や分布を得るには、できることならそれらを個々に検出できる管があれば好都合なのですが、α線に感度がある管ではβ線やγ線にも感度が生じてしまい、差し引き処理や遮蔽板を駆使して情報を得ていたのです。
しかしより高い効率でそれぞれの線種を分離検出したくなるのは当然の要求で、そのため管の材質や寸法には様々な工夫があります。
とくにα線、β線の感度を高めたものでは、γ線による散乱を減じるために極力金属材料を使用せず、エボナイトやベークライト、シリカガラスなどでボディーを、カソードはそれらの内表面にメッキや蒸着による極薄の電極を使用することで、γ線を損失なく通過させることで、実現しているようです。多くのパンケーキ型の管では、その容積や電極構造としてはγ線感度が低いものが多いのはこのためのようです。
SBT-10Aの構造もパンケーキなのですが、波板のような1本ずつが、それぞれ独立したガイガー管で・・・要は縦割りにしたSBM-20が10本並列に並んでいる(マイカ窓で)ようなものです。ちなみにSBT-10AのAはα線対応を表し、アノードは10本独立しています。全面はマイカなのでγ線による散乱は低く、散乱は波板カソード部分での反射と後方からのものなので、相当に抑制されています。反面β線計数率はSBM-20の10本分を凌ぎます。独立した管の並列では、個々のばらつきが無視できませんが、このような管ではガスが共用なので、個々のばらつきも低く抑えられるわけです。

ちなみに鉛は散乱が激しいため、これらのベークライト管やパンケーキを用いた装置のシールドでは用いられません。逆にγ線感度を増すために鉛の薄板グリッドを装備したものもあるそうです。今風に言えばシーベルトよりもベクレル測定向けということなのでしょうね。
最近気付きましたがJupiter SIM-05のSBM-20の鉛板密着巻きは、単なるβ線遮蔽ではなく、γ線計数率を高める意味もあるようです。

Re: Re Re:うーん

http://www.electronics-by.com/sbt10_1.jpg
これはいったいどうなってんだろうと思ってたのですが、少し謎が解けました。

私にとって、あまりにも重要な事柄がふんだんに含まれているお答えなので、少し整理して、記事としてまとめてみたいと思います。返信はそれをもって代えさせて頂きます。

すごく視界が開けた感じがしていますw

ReReReRe:うーん

またまた言葉足らずで補足です。
SBT-10などのアノードが独立している件ですが、例の複数管並列に相当し、動作確認などの簡易な実験ではアノードを全部一本に接続して、一本のアノード抵抗を接続しますが、このときには管のどこかで放電が起こると、そのほかの部分の内部静電容量もすべて放電に費やされるために(不要に大きな放電になるため)高計数率で反応直線性が悪化し、また寿命も短縮されます(が、対応eVの幅は広がるのかもしれません)。
高計数率での直線性はアノード抵抗をアノードごとに独立させると大幅に改善されます。あまり具体的な回路例を持っていませんが、目的により接続方法が変わるのかもしれませんね。近いうちに実験してみます。

ぶっちゃけそんなにかかりません

お久しぶりです。最近色々とサボりまくりです。
毎日更新のGCCさんに頭が上がりません。

>>え? 音声読み上げ機能がついたら5万円?? まじですか。そんなにお金かかるものなんでしょうか…。

最新のText-to-Speach LSI がだいたい¥1000です。
http://www.a-quest.com/products/atp3010f4.html
アンプ回路がおおまかに¥500としても、部品代は¥2000で
充分いけますね。
新たなハード開発のメリットが感じられません。データだけうけとって喋る合体式オプションユニットがあればいい話と私個人は感じました。

そもそも音声通知なんてスマホ使えばいいんじゃないかと。そうすれば新たなハード要りませんもの。

Re: ぶっちゃけそんなにかかりません

コメントありがとうございます。

> 毎日更新のGCCさんに頭が上がりません。

詳しい方には質ではかないませんので量で…(^^;

> 部品代は¥2000で充分いけますね。

そんなもんなんですか。だったらせめてプラス1万円くらいで、と思ってしまうのですが…。まあ、他に諸々費用がかかるのかもしれませんし、よくわかりませんけど…。

> そもそも音声通知なんてスマホ使えばいいんじゃないかと。
> そうすれば新たなハード要りませんもの。

視覚障害者がどんな携帯を使ってるのかわかんないので、もしかしたら単体がいいのかもしれませんが、にしても、やっぱり高すぎますよねぇ(^^;

ぶっちゃけ
障害者の補助金を食物にしている感が有りますね。
 
結局、
被災者を利用し儲ようとする本音が見え隠れしてると思う。
 
報道を介して語る美辞麗句より、態度が全てを物語っています。
 

Re: タイトルなし

なんと言いますか…(^^;

おっしゃるように”態度”。もう少し具体的に言えば、ユーザーに対するメーカー・販売業者としての説明のあり方に大いに問題があると私は思います。あまりにも不親切。

なぜそうなっているかというと、ユーザーのことを考えていないからです。このことはずーーーっと以前から、ガイガーFUKUSHIMAが発売される以前から指摘させて頂いています。

さらに、当サイト開始直後から、「見るべきは性能じゃない。信頼性だ」とも言ってきました。OpenGeigerProjectは素晴らしい。ガイガーFUKUSHIMAというガイガーカウンター自体も素晴らしい。だけど、それを製造し、あるいは販売している業者を残念ながら私は信頼できません。

「予約受付再開に関しましては、4月以降の予定となりました。」とありますが、もう5月です。「ガイガーカウンターがほしい。そして、福島を応援したいからガイガーFUKUSHIMAを待つ」そう思っている人もいるかもしれない。営業支援隊、三和製作所は、そうした人の存在を、声を、想像しようともしない。なんだかなぁと思っちゃいます。

もうひとつ、「福島を応援しよう」みたいな”雰囲気”もどうかと思います。このセリフが何に対しても免罪符となってしまってます。福島の企業であれば何をしてもいいのかと(^^; ”雰囲気”で言うのではなく、実際はどうなのかということを消費者側もちゃんと見ないといけませんよね(逆風評”被害”と呼びたいw)。

福島県だろうと東京都だろうとどこだろうと、ダメなものはダメです。そして、営業支援隊、三和製作所がどこの県に所在していようと、ダメなものはダメです(^^;

言いたいことはこの百倍ほどあるのですがw、この辺にしておきます。コメントありがとうございました。


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