「Pripyat」がアナログという意外な事実。恐るべしロシア(ウクライナ含む)

2011年12月06日
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こんなサイトを始めてから、いろいろなことを知り、そしていま現在でも毎日が新しい発見なのですが、そんな中、とても大きな衝撃を受けたのがこの事実。

「Pripyat」はアナログ!

いやあ、ビックリです。これに付随して教わったこともいろいろあり、以来、アナログに対しての考え方もガラリと変わりました。このことに関する詳細は、以下のコメントをお読み下さい。

プリピャチはデジタルのマシンに見えますが、実は内部はフル・アナログで、検出した重み(エネルギーの)付きのパルスを「本当のコンデンサ」で積分し、そのコンデンサに蓄えられた電荷をデジタルの電圧計(デジタルテスターのようなもの)で表示しているのです。一切のカウントはしていません。

[ソース]当サイト過去記事へのコメント
http://geigercounter001.blog55.fc2.com/blog-entry-715.html#comment206

で、まったくもってストップしてしまった「GM管2本だと何がいいの?」という話ですが、この話も実に奥が深いとつくづく思い知らされています。「DP-5V」なんてのもGM管を複数搭載しているのですが、これらはまた違った意味で2個使ってるようなんですよね。そしてそれは、単純なレンジの問題でもないんじゃないかという感じもしていて(いや、やっぱりレンジなのか??)、泥沼にはまっております。

つまり、何が言いたいかといいますと、「恐るべしロシア」です。ほんとにw

そんなロシアの(いや、あえてソビエトと言いたい)恐るべき技術の詰まったw「Pripyat」を面白いと思えるかどうか。ここですね。ベータ粒子束密度が測れるとか、ベクレルがどうだとか、そんなことはどうでもよくて、訳も分からず、なぜか「Pripyat」に魅力を感じてしまうという方にぜひお使い頂きたい。

とうわけで、「Pripyat」がそこそこ安かったので紹介してみました。これはどこ製ですかね。Radiopribor、Polaron、Meridianとあるわけですが(実質、どこも根は同じ(Radiopriborが出発地点))。

「Pripyat」一覧(楽天市場)
「Pripyat」一覧(Amazon)
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コメント一覧

286. 2011.12.07
ややこしいコメントしてしまい、申し訳ありません。当初私はここまでガイガー泥沼にはまってしまうとは、思っていませんでした。
しかし、311以降ロシア製の管を知るほどに、限界があることも知りながら、ついつい深入りしてしまいました。
西側諸国ではその限界から、早々に特別な用途以外では生産も途絶える中、ロシアでは現在も生産が活発に行われているという事実。ローテクという以前に、その利点と社会的可能性が正しく評価されているのだと思います。
例えば学術的用途では、潤沢な予算とノウハウで、メンテナンスを定期的に施すことができますが、原子力災害の特徴はその収束までの長期性で、一般に配備した装置ではそれもままならず、特性が変動する装置ではこの長期使用に耐えなくなるものも出てくるのだと思います。
私たちが直面する問題が発生して、まだ1年も経過していないわけで、これらの道具が真価を発揮していくのは、これからなのではないかと思います。貴重な先人のノウハウは有効に活用させていただきたいものです。
287. 2011.12.07
いつもありがとうございます。
少し放射線測定器の話からずれてしまうのですが…。

重機器もないのにどうやってピラミッドは作られたんだとか、職人の手で作られた工芸品はやっぱり機械で作られたそれとは違って美しいとか、漁師は竿も使わず手釣りで鯖を釣っているとか、熱なんて手で計りゃ十分だとか、だんだんおかしくなってきましたがw、そんなことを改めて思い出させると言いますか。Pripyatに限らず、古い機種を見ていたら、いろいろと考えさせられます。

現代人は利便性や効率性を得た代わりに失っているものもあるんじゃないか。そしてそれは、人間が生きていく上でとても重要なものなんじゃないか。なんてことすら感じている次第です。

「恐るべき技術」と多少大げさな言葉を使いましたが、どちらかというと本来あるべきもので、私(たち)が失ってしまってしまったものなわけでして。そういう意味では、こうしたローテクや失われた技術を、神聖なもの、神秘的なものと捉えるのではなく、自分の知見がいかに先人に及ばないかと省みつつ、先人から学ぶべきこともたくさんあるという謙虚さをもって見ていきたいなぁと。

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