システムトークスがガイガー「GC-U1」発売。けど、それより面白い同社サイト

2011年11月30日
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gc-u1_001.jpg システムトークスがガイガーカウンター「GC-U1」を新発売しました。この機器も気になりますが、それよりまず興味を引くのが同社サイトの説明です。なかなか熱く語ってらっしゃいますw

[ソース]システムトークス:最短2秒計測 独自技術を結集したニューコンセプト放射線測定器 GC-U1発売のお知らせ

放射線の強弱をなくして平均化させ、一定した数値を表示する必要はない

1mの高さで測定する必要はありません

言いたいことはわからなくはありませんがw、詳しく見てみるとなかなか。

「空気中にはあまり浮遊していない」「脚から被曝していく」「1mの高さで測るということは、地表面の放射性物質の影響をなくし、純粋に空気中の放射線量を測定することを意味します。」「空間線量を測るには地表面の影響を無視する必要があります」

1mで測ろうが50cmで測ろうが、基本的には空気中の放射線量ですし、1mであっても地表面の放射性物質の影響があるわけでして(というか、それを測るのが空間線量測定w)。

また、リアルタイム(2秒)で数値が表れるという部分に関しては「飛来する放射線は均等ではなく常に増減しています。」との説明も。いや、それもそうなんですが、仮に同じ量であっても同じ数値を示すとは限らないという、ここが放射線測定器(あるいはGM管)の厄介な(かつ面白い)ところで…。

まあ、こうした細かなことは他サイトに任せますか。私なんかよりちゃんと正確に解説してくれる方が大勢いらっしゃいますから。そんなことよりも気になったことが2点あります。

まず、独自開発のアルゴリズム「SRM」。最短2秒という測定時間を実現するのがこのアルゴリズムだそうで、その具体的な内容はわかりませんが、「SRM」ってなんだろうとググってみても、よくわかりません。「Supplier Relationship Management」の略というのが有名だそうですが、関係ありませんしねw

で、もう一度よく読んでみたら、ちゃんと書いてありました。何の略かが。「SUGOI Radiation Measurement」だそうですw いや、ギャグだったら寒いですよ。けど本気ですからね。全力ですw

次に、当機が完全オリジナルなのかどうか、どこで製造されているのかも気になります(当サイト的にはここが一番肝心!w)。同社は「GC-S1」という中国製品のOEM版も販売していますから、これも?なんて思ったりもして。ただ、他で見たことがありませんから、オリジナルなんでしょうかねぇ。もう少し調べてみます。

なお、OEM、ODMの定義というか、このあたりのタームを曖昧に使ってますので、正確なことはまたの機会に。

というわけで、「GC-S1」発売当時から、なかなかの”熱さ”を感じさせてくれる同社サイト。一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

※追記:「SUGOI」は同社の一種のブランド名でもあるんですねw 「SUGOI CARD」「SUGOI CABLE」なんてものもあるようです。すごいw
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コメント一覧

278. 2011.12.01
私もSUGOI cableの愛用者なのですが・・・・。そのようなアルゴリズムがあるなら、あるいはそのような計数率を持つ管があるなら、ぜひとも知りたいです。なるほど、と言わせていただきたいですね。
280. 2011.12.02
SUGOIって有名な”ブランドなんですねぇ。知りませんでした(^^;

0.001なんて分解能(?)ってGM管でありえるんでしょうか。1000cpm/μSv/hだったら単純計算で1cpm=0.001μSv/h? むむぅ…。どんなGM管なのかも見てみたいところです。

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