2011/11/21

WiFi放射線量計 RAY-5000(スカラ) / メーカーが見るべきこと・言うべきこと

以前、少し紹介したのですが、スカラ株式会社が開発を進めていた「RAY-5000」が公式サイトで正式に発表されました。

[ソース]スカラ株式会社
WiFi放射線量計 RAY-5000(プロトタイプ)開発

[関連過去記事]
スカラが放射線の定点観測用機器を開発・販売

うーん。

gc_135.jpg だから検出器はなんなんだと。感度は? 測定範囲は? 「1年間電池で自動運転」とありますが、じゃあその電池はなんなんだ。どこでも置けるとの触れ込みですが、じゃあ防水性や耐塵性はいかほどのものなんだ。サイズは? 重さは? 壁に設置できたりするような装置はついてない? 「WiFiで累積放射線量をクラウドコンピュータなどに自動的に送信」ということは、得られるデータは積算線量だけ? どういう単位で測定できる? 正式に商品化されリリースされればハッキリと説明する?

上記とは関係のない話です。余談です。

放射線測定器に限らず、あらゆる分野で製造業は中国あるいは韓国に押され気味です。もちろん、製造コスト(→製品の販売価格)の問題もあるでしょう。だけど、本当にそれだけでしょうか。私は日本メーカーのアピール力のなさ、アピールの下手さを感じます。そしてそれは日本メーカーの想像力の欠如(消費者のことをちゃんと考えてる??)に起因するんじゃないかと思ってます。さらに言えば、日本メーカーの傲慢さがその根底に透けて見えます。

「福島で作るんだ!」

「日本で、私たちの手で!」

高い”志(こころざし)”は大いに結構。ですが、消費者にとってはアナタのそんな志は知ったこっちゃないんです。私たち消費者が知りたいのは、その放射線測定器がどういう仕組みで動いているのか、どれほどのスペックを有しているのか、どのような特徴を持っているのか、どういう風に活用すればいいのかです。アナタの志は関係ない。

にも関わらず、消費者が当然知りたいと思う情報がなく、志だけが強調されます。この際の”志”とは言葉はきれいですが、言いかえればこれすなわち”傲慢”です。

いや、あまりにも「福島産」「日本製」といった”スローガン”だけが目立っていて、それに偏り過ぎてる風潮があるので、あえて過激に書いてみました。

”志”は単なるメーカーの都合。それを否定はしませんが、もう少し消費者の方を向いて下さいな。
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