2011/11/15

「Radiation Tracker」が26msで測定する仕組み(少し修正

どうやって26msで測定してるんだ?と思っていたのですが、こういうことだそうです。「TAK CORPORATION」の発表がありました。

放射線のカウント値を用いた解析を行っておりません。シンチレーターにて失われるガンマー線のエネルギー(本来の線量の概念に近い)に比例する量を計測する装置

[ソース]TAK CORPORATION

なるほどね。…ってわかってませんがw とりあえず、そういうことなんだそうですが、私から言いたいことはただひとつ。

GSOよりCMS!w

ここに限らずですが。

もう2011年ですよ。小学生でもブログできるですよ。

こんなサイトを始めて、改めてすっごく感じるんですが、メーカーとかってのはホント、表現が下手。自社、自社製品のアピールが下手すぎ。物を作ってりゃそれでいいなんて時代は、もう30年前に終わってるですよ。

「シルシルミシル」的番組が流行ってるってのにも通じることですね。メーカーはこれまでなーんもアピールしてこなかった(テレビCM垂れ流すだけ)。だけど、消費者はそんなものが知りたいわけじゃない。

これはどうやって作られているんだろう。どういう成分が含まれているんだろう。品質は大丈夫だろうか。ちゃんとチェックはされているのか…。

…なんか、放射線測定器のサイトじゃなくなってきてますねw 失礼しました。

[関連過去記事]
TAK S.I.C.の放射線測定装置について計算してみた

つーか、「TAK CORPORATION」自体が製品名を間違えてる!w

コピペしてこちらも間違っていましたorz

○ Radiation Tracker
× Radiation Trakcker
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コメント

非公開コメント

パルスを積分≒カウント平均

パルスを積分したら、結局カウントを平均しているのと大差無いですね。
カウントと平均化とエネルギー補償を一度に行っているので速いです。その代償として出力としてcpmは出せず線量率のみです。
との意味にしか取れません。

Re: パルスを積分≒カウント平均

どうもTAKの説明は、いまいちピンときませんね(^^;
もちろん私の知識不足もあってのことではあるのですが…。

「カウント数の平均化処理」
「従来のガイガー・ミュラー型放射線検出器のように」
このふたつを持ち出すのは、
TAKが説明しようとしている本旨からズレているような気もします。

フォローではないのですが、

TAKの言わんとするところは、シンチレータ(発光パルス)を光電子増倍管やリニアな光電半導体センサで受けると、放射線のエネルギーに比例した電圧値のパルスが得られ、それを積分するとγ線エネルギーの真値に近い数値が得られる・・・また、26m秒については、大きなサイズのシンチレータを使っているので、ソレくらいの時間で数十カウントありますよ、という性能誇示と。これから概算してみると、4000~8000CPM/μSv/h程度のシンチレータ(そこそこ大きい)と思われます。
1パルスずつの波形高さがエネルギーを反映しているなら、積分とカウント平均は同じ結果にはなりません。
ちなみに旧ソビエトのガイガー技術には、1/0のはずのガイガー出力をエネルギ反映パルスに変換し積分する技術が実在し、その応用がDP-5Vなどの線量計です。にわかには信じ難いですが・・・。

またしても補足

補足します。
この問題はエネルギー補償とも密接に絡んでいるのですが、某サイトの解説の影響もあってか、「エネルギー補償=γスペクトル特性による計数率の違いの補正」のようなイメージになっていますが、それ以前に基本は1パルスごとのエネルギー反映の有無です。
ある計測をしたときに、得られたパルスが0.1 0.3 0.7 0.3 0.7 0.6 0.6 0.1 の8サンプルが得られたとします。この数値は核種に固有のパターンとなるのですが、全ての合計は3.4≒真値となります。一方カウントでは8サンプルなので1+1+1+1+1+1+1+1=8ですが、校正で「8」のときには3.4ですよ、という補正値(0.425)で、3.4を得ているに過ぎません。ですから核種による補正が必要となるのですが、これが多くのガイガー管の現実です。実際にはさらに、0.1を数えていないかもしれません。オーバーオールに係数を使って補正しようというのです。
したがって根本的な解決策は、まず1パルスごとのエネルギー反映、次にスペクトル補正となるわけで、これを如何に「等価」に「簡単」に行うか、で様々な手法が編み出されるわけです。
貴サイトの趣旨から外れているかもしれませんが、これだけ多くの機種が出回ってくると、なぜそれぞれが違っていて、どれが正しいのか・・という疑問が私にもあるので。

連投失礼しました。

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Re: またしても補足

だめです。私の知識と理解では、なんとなくしかイメージできませんw
もっと勉強しなくては…

エネルギーが反映されたパルスで値を読み取れるシンチ。
パルスの個数に補正値を乗じて値をはじき出すGM。

というザックリとした理解なのですが、
TAKの言っていることでよくわからないのが、

・じゃあRadiation Trackerと、たとえばRadiはどこが違うんだ? つまり「従来のガイガー・ミュラー型放射線検出器のように」は「従来のカウントを取る放射線検出器のように」とは言えない?

・「カウント数の平均化処理」は測定値の不確かさを減じるための処理であって、どのように放射線を測定するかという測定原理の話とは関係なくね? あの文脈でなんで「平均化」なんてものが出てくるんだ? 逆に、カウント数の平均化処理をしないカウンターはないの? もしあるなら、やっぱ「平均化」なんて話を持ち出すのは、話のピントがズレてない?

という2点です。実際、utsunomia様の2つめのコメント内にも「平均化」なんて話は出てきていませんし…。

Radiation Trackerの性能が云々というよりも、TAKの言い方が私を惑わせますw

> DP-5V

以前もこの機種についておっしゃっていましたよね。なんだかすごいですね…。ちょっと調べてみます。GMというものに対する理解を深めてくれそうです。

もののかたち

シンチレーションでもガイガーカウンターのように、1/0のパルス数しか数えていない製品が結構ある、ということです。
本来、実効的な線量の測定には、入射した線の一つ一つのエネルギーを積算する必要があるのですが・・・カタログにあるXXKeV~○○MeVのような・・数字が大きいと大きなエネルギー・・をきちんと測るには、一つ一つのパルスについて測り、積算します。文字にすると簡単なのですが、パルス一つ一つをノイズと識別し、AD変換して演算するのですが、シンチレーションで感度が高いと、その速度は莫大で、ビデオ信号帯域の処理(要するに高速で、しかも金額のかかるハードとソフトが必要)が必要になります。もしこれを100万台つくるなら、高価にはならないでしょうが、1万台なら大変高額になります。また単にコストの問題だけではなく、様々な環境ノイズにも影響を受けるようになります。
 反面、カウントするだけなら何台であろうと低価格で実現できます。

平均化ですが、たちまち低線量の測定では、どこかで平均化(正確には確度の向上・・平均化は単なる手段の名称)しなければ数値が測定の度に激しくばらつき、大変読みづらいので、ガイガー製品の設計者はそこの部分に大きな労力をはらっているんですよぉ、という話で、測定原理とは何の関係もないと思います。ちなみにJupiter SIM-05にはまったく平均化処理は無く、それよりもアラームや表示の高速性に特化している珍しい一台です。
utsunomia.comでは平均化は推奨していません!(笑)定確度計測を推奨していますが、同時間同条件では平均化よりも定確度に分があります。多くの実機に搭載されることを願っています。

TAKの件ですが、やはり説明が下手なのだと思います。

Re: もののかたち

なるほど(と理解した風でw)。
ようやくTAKの説明文を読めるスタートラインに立てたような気がします。

文系的人間としては、物理的、数学的、放射線的知識というよりも、
まず、その説明が論理的にどうなんだと、そっから気なって、
事実関係とか説明の論理性・整合性がないと、
知識がない分、余計に引っかかるというか、わからなくなるというか…(^^;)

本当はもっといろいろお聞きしたいのですが、
それはもう少し私の理解が進んでからにしますw

コメントありがとうございました。


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