2011/11/07

TAK S.I.C.の放射線測定装置について計算してみた

関連ワード:ニュース
結局、書いている内容自体は大したことありません。私の計算能力のなさを披露しているだけですw

もしかしたら、報道番組でチラッと見かけたことがあるような…。まあ、それは置いておいて。株式会社TAKシステムイニシアティブ(代表取締役:瀧口義浩氏 / 光産業創成大学院大学教授)という会社が放射線測定装置を開発したそうです。

[ソース]朝日新聞:移動しながら放射線測定 研究者、はがき大の装置開発
http://www.asahi.com/national/update/1106/NGY201111060054.html

どんなものかと同社サイトを見てみたのですが、もしかしたらこれでしょうか。

「Radiation Tracker」
http://www.tak-corp.com/TAK-Radiation-Tracker.pdf

gc_107.jpg

気になるのが計測速度です。

計測積分時間:最短26ミリ秒~可変
※100km/hのときには、72cm毎に1点計測

とあります。

恥ずかしながら文系脳全開で計算していきますw

単位をms(ミリ秒)とcmに直します。

100km/h=10,000,000cm/h=2.777cm/ms

つまり、100km/hとは1ミリ秒に2.777cm進むという速さです。

で、最短で26ミリ秒に1回ということは、

26ミリ秒×2.777cm=72.202cm

72cmごとに計測するということです。

…嬉しいTT

計算あってるwww

22cps/mR/hなんてのをμSv/hに直すのも、

実はメチャクチャ時間かかってますw

ほんとややこしいw

なお、記事によると「1秒間に40回」とあります。

26ms×40=1040ms=約1秒

ピッタリw

このカタログの製品がこの記事のものとまったく同じとは限りませんが、

おおよそこういうものではあるのでしょう。

しかしです。

26msで1点計測できるってのがどういうことなのか…。

こんなことが可能??

いや、可能なんでしょうけど、どういう仕組みなんでしょう。

そして、時速100kmでも0.001μSv/hなんて分解能で計測できる?

速度には依存しない??

こうなると回路の話になってくるんですかね…うーん。

放射線的、理系的知識のない素人にはこのあたりが限界です(^^;)

とりあえず、こんなニュースありました、なんだかすごいですね、

ということで。

・シンチレーター:GSO結晶(日立化成製) (※追記参照)
・光検出器:高感度光電子増倍管(浜松ホトニクス製)
・測定放射線:γ線
・観測可能エネルギー範囲:10keV~30MeV
・感度:0.001μSv/h~(鉛シールドあり)
0.1~1000μSv/h (鉛シールドなし)
・相対指示誤差:最低感度の10%以下
・計測積分時間:最短.26ミリ秒~可変
・自動車搭載し移動中でも計測可能。
(例えば、時速100kmのときには、72cm毎に1点計測)
・パソコンにUSB接続するのみ。
・検出器サイズ:110×80×50mm・350g (※追記参照)
・計測データを完全保存。
・定価:50万円
・緊急対応価格:35万円
・被災地支援価格:25万円
※鉛シールドとパソコンはオプションになります。

追記:GSOではなくBGOかも?との情報を頂きました。どちらかよくわかりませんので、気になる方はお問い合わせを。コメント欄もご参照下さい
追記:ソースのまま「検出器サイズ」と書きましたが、これはいわゆる”本体サイズ”で結晶のサイズではありませんw
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コメント

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GSO? BGO?

http://bit.ly/tu1Ga8
を見るとBGOと書いてあります。
どちらが本当かは解りません。

Re: GSO? BGO?

コメントありがとうございます。

ご指摘頂いた資料は2011年5月作成。当記事で紹介したPDFは2011年11月作成(サイトの更新日は11月7日で、最新のニュースとして「本装置は、GSOというポジトロン断層計測装置に用いられているシンチレーターを用いた装置であります。検出器の大きさは、11cmx8cmx5cmで、350gの重量です。」とあります)。

テスト段階ではBGOだったけど、製品化にあたってGSOにした…とか…?

よくわかりませんね(^^;)

気になる方はお問い合わせ下さい。

情報ありがとうございました!

※本文中にも但書をつけさせて頂きますm(_ _)m

****

そもそも、どちらもよくわからなかったので調べてみました。

GSO(Gd2SiO4)
BGO(Bi4Ge3O12)

高阻止能結晶シンチレータとフォトダイオードを用いたガンマ線検出器の開発
中本達也 広島大学理学部物理科学科 高エネルギー宇宙・素粒子実験研究室
平成14 年4 月1 日
http://www-heaf.hepl.hiroshima-u.ac.jp/thesis/nakamoto2001.pdf
→両者の説明、比較など。

流し読みしてみましたが、なかなか面白いですね。シンチについてはあまり当サイトで触れることがないので、一度、自分なりにちゃんと勉強してみます。GMもまだまだわからないことだからけなんですがw

11×8×5cm はでかすぎる!

・シンチレーター:GSO結晶(日立化成製) 11×8×5cm
と書かれていますが、これは結晶の大きさじゃなくてケースの大きさだと思います。この大きさの結晶が350gでは済まない^^;。

Re: 11×8×5cm はでかすぎる!

あれ?
失礼しました(^^;)
凡ミスです。
下にサイズありますしねw
修正させて頂きます。
ご指摘ありがとうございましたm(_ _)m


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