2011/10/04

SW83が2万円台~SW83Uについて問い合わせてみた

SW83が29,800円と、とても安く出品されるようになりました。


両者はベストリンクというショップが出品しています。パッと見は同じもののように見えますが、価格が違います。そして、各商品ページを見てみると、小さくはない差が両者にはあることがわかります。

まず、商品名が異なります。左は「SW83」、右は「SW83U」。「SW83」は普通ですね。よく見る機種です。一方、「SW83U」は同ショップのオリジナルだと言っています。そして、「β線を透過するマイカウィンドウを装備」と書いてあります。

ご注意:外観が同じに見えるSW83と当社製品SW83Uは異なった製品です。類似品のSW83はβ線を測定できる構造(マイカウィンドウや蓋)を装備しておりません。

ちょっとわかりづらいというか曖昧です。そこで電話で問い合わせてみました。


「マイカウィンドウというのはどこについているのですか? 本体? GM管?」

「SW83は構造上、β線をあまり透過しません。ですから、SW83Uは本体にマイカの窓を設けました。GM管自体はSW83と同じです」

「β線を測定できるとありますが、校正はどうなっていますか? β線源を使っていたりするのでしょうか」

「いえ、SW83と同じ、Cs137での校正です」


なるほど。

さて、どう判断しましょうか。どちらかを買えと言われれば私なら「SW83」。もしcpm(あるいはcps)を表示させたい、β線も測定したいということであれば「GAMMA-SCOUT」、少し値は張るかもしれませんが「Inspector」あたりを狙いますかね。

余談その1。上記「SW83」の商品ページには「SW83U」と書かれているマニュアルの画像が掲載されています。ショップの間違いか、両者は共通のマニュアルなのか、あるいは「SW83」ではなく本当は「SW83U」なのか(これは可能性が低そうですが)。気になる方はご確認を。

余談その2。「SW83」シリーズでβ線が測定できるのは「SW83B」です。「SW83U」を作りだしたのは、言いかえれば本体に窓を開け、マイカを張ったのはメーカー(上海朔旺仪器仪表有限公司)なのか、ショップが独自にどこかへ依頼しこのような細工を施したのかは不明です。

余談その3。「GAMMA-SCOUT」の日本語マニュアルを見たら笑いましたw

[参照]GAMMA-SCOUT社公式サイト:「GAMMA-SCOUT」日本語マニュアル
http://www.gamma-scout.com/Download/JAP-GammaScout.pdf

JAPってw

差別用語は言葉を発する側・受け止める側の心理が関係するものだと私は思ってます。そして、JAPという言葉を見ただけでは別になんとも思いませんから、この言葉を即座に「差別用語だ!」と私は言いませんが、まあ多分に誤解を与えかねないので、メーカーはリネームした方がいいでしょうねw

あと、英語版ともチラっと見比べたのですが、やはり英語版のほうが正確なようです。「GAMMA-SCOUT」を購入する、使用する際はぜひ英語版のマニュアルをご利用下さい。公式サイトからダウンロードできます。

[関連過去記事]
SW83シリーズを今度はスペックでしっかり見てみる
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