2011/09/25

「ガイガーFUKUSHIMA」だそうです

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某社製造のGM管が搭載されるとのニュースでした。しかし実際は輸入品のGM管のようです。ニュースが間違っていたのか、メーカー及び販売者の説明が偽りだったか、GM管の製造が追いつかず、とりあえずこうしているのか、あるいはあのニュースを私が誤読しているのか。

いや、普通にこのニュースを読めば、GM管を製造してそれを売り、さらにそのGM管を搭載した測定器も販売する、と読めるのですが…。「補修用に」ともありますしねぇ。

まあ、とりあえず現段階では海外製GM管です、ということです。

[参考]日本経済新聞
放射線測定器、基幹部品を自社生産 三和製作所

※追記:10月中旬、10月下旬、11月下旬、12月下旬と、すでに4度の出荷予定があるようです。そして、10月中旬・下旬には「GM管輸入品」との記載がありますが、11・12月下旬にはそのような記載がありません。てことはGM管の製造数・製造時期との兼ね合いがあるのかもしれませんね。あくまでも推察ですが

2011.09.25追記:10月下旬出荷分のみしか表示されなくなりました。そして、「GM管輸入品」との表記もなくなりました。相変わらずスペックは一切掲載されていません。まったくもって何が何やらよくわかりません。

2011.10.02追記:10月下旬出荷分のGM管はロシア製(?)の「STS-5」となりました。将来、変更があるかもしれません。

<2>
商品紹介ページに一切スペックが載っていなくて、さらに、他の箇所(メーカーサイトなど)でもスペックを知りうる手段がない。そのような商品は買うべきではありません。あくまで一般論です。そしてこれは放射線測定器に限った話でもありません。当たり前のことです。

<3>
中身は「Open Geiger Project」の流用じゃないかとの噂もあります。実情を私は知りませんが、仮に流用があってもそれは何ら問題のないことです。そして、「Open Geiger Project」自体は素晴らしいプロジェクトです。

だからなおさら、もし同プロジェクトの流用でこんなものができあがっているのだとしたら、ちょっと、いや、かなり残念です。中身がどうなっているかもわからないどころか、スペックもまるでわからない。「Open Geiger Project」の理念とはかけ離れた商品だと思います。もちろん、どう売ろうがメーカー、販売者の勝手ではあるのですが。

「Open Geiger Project」とまったく関係ないということであれば、これは私の単なる思いすごしです。すみません。

[参考]NIFTY「地球のココロ」:
ガイガーカウンターを普及させよう!オープンガイガープロジェクト
※同プロジェクトの志の高さがわかるインタビュー記事です

2011.10.02追記スペックが明らかとなってきました。やはり「Open Geiger Project」の流用の可能性が高そうです。

<4>
福島県の形および「FUKUSHIMA」という文字がレリーフされ、さらに機種名は「ガイガーFUKUSHIMA」。あくまでも個人的な想像ですが、おそらく販売者等はこう説明するでしょう。

「”made in Fukushima”だからこうなっている。他意はない」

だとしてもねぇ…。なんだかなぁ…。

[関連過去記事]
ガイガーFUKUSHIMA iPhoneタイプの不具合
営業支援隊と三和製作所(ガイガーFUKUSHIMA)がすべきこと
低価格な日本製ガイガーカウンターが遂に!~三和製作所

[参考画像]
クリックで拡大します。

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関連記事

コメント

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ガイガーFUKUSHIMAについて

先日(10/7)、三和製作所に見学に行く機会がありました。そこで社長さんから伺った範囲では、かなり大量に生産したいところ、GM管の製造が追いつかないという話でした。そのGM管もまだスペックが決まらないような感じでした。ですから、直近までガイガーカウンターとしてのスペックが決まらなかったのも当然と思います。
本ブログも読みまして「早くスペックを明確にしたほうがよい(ユーザーサービスになる)」とも話してきました。また、すべて国産でやる意気込みはわかるのですが、もうすでに海外市場では2000円台で2011年製のGM管がすでに売りに出されており、その上円高ですから、三和の社長さんには「国産にこだわらなくても良いのでは」とお話ししました。その結果が、現時点のSTS-5による生産になったのかもしれません。
私は既述の「特定非営利活動法人 営業支援隊」をよく知っている人間ですが、この法人は最近まで、実際上音を拾って「線量」と勘違いしてしまう「iPhone・iPad 簡易放射線計 スマートフォン放射線計」1号機をネット販売していましたが、先週「おかしいんじゃないの?」と話をしました。何の反応もありませんでしたが、現在は販売していないようです。多少「これはまずい」と感じたような節があります。そのぐらい緩い営業活動のようです。
ただ、福島県に住んでいる人間としては1台は試しに買ってみて、本当に県民が買うべきものなのかどうか判断してみたいという気持ちはあります。
なので、長い目で「国産ガイガーカウンター」の誕生を見届けていただきたいと思います。

Re: ガイガーFUKUSHIMAについて

とてもとても貴重なお話です。ありがとうございます。

国産GM管は困難を伴うチャレンジですよね。ゼロから物を作る大変さはもちろん、どこまで需要があるかもわかりませんから、コスト面でもおそらくは厳しいものだと思われます。ですからがんばってほしいんですけどねぇ。

別にロシア製のGM管だろうとなんだろうといいと個人的には思ってます。もちろん国産ができるとあらば楽しみではありますが。ただ、これは三和製作所の問題ではなく、どちらかというと営業支援隊が不慣れ、あるいは知識不足、ないしは反響の大きさに対する想定の甘さがあって、ちょっとばかしネット上では失望といいますか、不満が増えてるかなぁと見てます。

さらに、私としてはせっかくのいいチャレンジなんだから、情報をもっと出してほしい、性能や製造工程のことをもう少し詳しく説明してほしいなとも思ってます。おっしゃる通り、なかなか生産が追い付かず情報を出しづらいという状況ではあるんでしょうけど…。「早くスペックを明確に」と伝えて頂けたことは感謝します。ありがとうございます(^^

福島でしたら半導体式でβ線を検出できなくしているエステーのエアカウンターよりも、ガイガーカウンターのほうがいいでしょうね。某機関の”入れ知恵”でβにほとんど反応を示さないGM管なんて作っていないことを祈りつつw、あまりに過度に期待し過ぎずw、どのようなものができあがってくるのか見守りたいと思います。

[関連記事]
「楽天にもガイガーFUKUSIMAが登場しました」
http://geigercounter001.blog55.fc2.com/blog-entry-614.html



ああ、座敷童子は東北なんですね。なるほどw

いよいよ出荷のニュースが

既に情報入っておられましたら失礼します。
11月17日、地元紙の福島民報に記事が出てました。

スマホ対応の線量計 大玉の三和製作所が独自開発
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&mode=0&classId=&blockId=9907534&newsMode=article

記事中、GM管については相変わらずの書き方ですが、
RD1503の日本組み立て版が23800円、SOEKS日本語版がエーッな価格wという事ですと、
ガイガーFUKUSHIMAの18800円はこのラインとしては中々良いのかもと思いはじめてきました。
(中国製はイヤだ・英語取説は困る・エステー買いに行ったら売り切れ、という人が周りに結構いますので)

同じ「福島の企業が開発」が売りの、はかるっち(とRAT-1)よりは測っている手応えもありそうですね。

Re: いよいよ出荷のニュースが

コメントありがとうございます。

12月末ごろだろうとの情報は得ていたのですが、記事によると11月末ですね。ユーザーの手元に届いたら、実際に測定している風景なども動画でアップされるでしょうし、早く見てみたいものですw 背面のスリットはどうなっているのかも気になりますしね。

NHKで放送

たびたび書き込みすみません!

もう、この機種については管理人さんも興味を失っておられるかもしれませんがw
先日、NHKローカル枠で、スマホ接続タイプと音声読み上げタイプが取り上げられました。
NHK福島公式サイトに動画ありますのでURL貼っておきます。

福島ふるさとニュース
http://www.nhk.or.jp/fukushima/furusatonews/index.html
1月26日(木) 冒頭と14分40秒頃から登場
http://www.nhk.or.jp/fukushima/furusatonews/movie/chapter_0126.html

民放も含め、頻繁にテレビに取り上げてもらっているのに、
三和製作所も営業支援隊もサイトでの説明は相変わらずなのが、ちょっと残念ですね。

Re: NHKで放送

コメント及び情報ありがとうございます。
いえいえ、ぜんぜん。バリバリ興味はありますよw

音声タイプは値段が気になりますが(さすがにちょっと高すぎる(^^;)、役立ってるようで、人ごとながら嬉しいですねw

食品用の測定器も順調に進めばいいですね。どういうシステムにしようとしているのか気になります。

> ある意味、ブラックボックスになっている。
> 放射線がきちんと数値化されたデータになって、
> みんながわかる範囲になれば、
> おのずと風評は消えていくと思う。
(※動画19分45秒あたりから)

三和製作所の斉藤氏のセリフです。まさにその通りです。そしてこれは食品に限った話ではないと思うんですよね。三和製作所が製作しているガイガーカウンターについても同じことが言えるはず。

客観的な情報の開示。業者としての責任。その重要性を認識されていらっしゃるようなので、ぜひその姿勢を自社に、自社製品に対しても表して頂きたいものです。メーカーサイトにも、そこからリンクを貼られている販売サイトにも、スペックはもちろん、製品に関する説明が一切ないってのは、さすがにちょっとおかしいです(^^;

別に難しいことを要求してないんですけどね。スペックを載せてくれ、製品に関する情報を載せてくれ、製造・発送が遅れているなら、ちゃんとホームページ上でもアナウンスしてくれと、当たり前のことを言ってるだけなんですが…。

大変でしょうけど、がんばってもらいたいです(^^


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