ガイガーカウンターの選び方・選ぶポイント

2011年04月03日
関連ワード:コラム
2012.1.27追記:状況が随分と変わりました。当記事の基本的な内容に間違いはないと自負していますが、改めてまとめた記事がありますので、そちらもぜひご参照下さい。

はじめての放射線測定器
あくまで一般の方が普段の生活において、自分の身の回りの環境を調べてみる、ということを前提に話します。

■見るべきは性能ではなく信頼性

性能(測定範囲、レスポンス等)なんてものは二の次でいいです。どれも”表記上”はあまり変わりはありません。

「0.1μSv/h~ よりも0.01μSv/h~ のほうがいいのでは?」

こんな差に意味はありません。どっちもでいいです。そんなことよりも大切なことはこれです。

「表記されている仕様通りに本当に動作するのかどうか」

つまり、信頼性ですね。健康に関わることですから、表記されていることだけに捉われず、その機器が信用に足るか、信用できるメーカーが作っているかをまずは考えて下さい。

ただ、この類の商品はメーカーや商品に関する情報が不足しがちなのも確かです。そこで参考になるのは販売店(ショップ)がどのようなお店かということです。信頼できるショップが扱っているのであれば、その商品も信頼できます。では、信頼できるショップかどうかをどう見極めればいいか。これは簡単です。

「その製品に関する具体的な、詳細な説明がなされているかどうか」

商品名が書かれていない、仕様が書かれていない、こんなショップも無数にあります。よく考えてみて下さい。商品名を記さずにモノを売る。こんなこと、ありえますか?普通ありえませんよね。ガイガーカウンターだからといって、商品名を記さないでいいなんてことはありません。消費者のことをちゃんと考えていれば、商品名はもちろん、仕様もできるだけ詳しく説明しているはずです。

そのショップは本当に信頼できる?
その商品、製造メーカーは信頼できる?

これを第一に考えましょう。性能云々はその次です。

■では、性能は?

その上で、どれくらいの性能があればいいか。現在、ネットショップなどで流通しているものであれば、そして同じ価格帯であればどれも大差はありません。仮に差があったとしても、一般人が日常生活において使う分には、まったく気にならない程度の差、ほとんどないといっていいくらいの差です。

一応、個人的な感想ですが、測定範囲は0.1μSv/h~でも十分です。もちろん、0.01μSv/hから計れるに越したことはありませんが。他の計測時間であるとかエネルギー感度だとかは、もはや一般的な実用のレベルの話ではなく、まあ自己満足ですね(^^;)もちろんそれを否定はしません。気持ちはすごくわかります。私も細かいことが気になるたちなので。ですが、気にし過ぎても、ぶっちゃけ毎日見る分には関係なくなってきますから。そんな細かいことは。

ですから、それ以上に気にしてもらいたいのは、電池がどれほどもつか、大きさはどれくらいかです。こっちのほうがよっぽど重要です。ずっとつけっぱなしにするのであれば、できるだけ消費電力が小さい=電池が長くもつものがいいでしょう。いつも持ち歩くのであればコンパクトなものがいいはずです。細かなμSv/hだとかMeVだとかを気にするより前に、まずは使いやすさ、自分の利用形態に合うかどうかを考えて下さい。

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