2014/05/19

B級怪獣映画「宇宙大怪獣ギララ」の内容はお粗末だけど、放射線測定器はすごい

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1967年、「宇宙大怪獣ギララ」(松竹)という怪獣映画が公開されました。東宝の「ゴジラ」第一作目は1954年。第三作目「キングコング対ゴジラ」(1962年)からは毎年のように新作が公開され、他の映画会社も怪獣映画を量産します。

そんな流れに乗って作られたのが「宇宙大怪獣ギララ」。プロットも特撮もかなりのB級感を漂わせていて、いま見ると笑っちゃうような映画です。ギララの造形、動き、声、すべてがこちらを脱力させますw

そんな「宇宙大怪獣ギララ」には放射線測定器も登場します。まず、ギララを生みだす要因となる発光物体を測っているシーン。

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本体の上部と下部に金属製の取っ手がついています。なんだろうな。メーターはアメリカっぽくあります。取っ手はブリティッシュな感じもします。でも、意外と東芝や島津製作所だったり? いや、Philipsにもこんな取っ手のがあったなぁ。わかり次第、情報をアップします。

次は原子力宇宙船「Atmic Astro Boat(宇宙船AABガンマー号)」内のシーン。

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真ん中の発光物質は点滅しながら、なぜかキン、キンと音もしますw その両隣にあるのがカウンタとプローブです。先の基地内でも背後にチラッと映ってます。

これもよくわかりません。プローブのホルダーが特徴的ですね。どこのだろう。国産だったらアロカとか神戸工業→富士通とか?

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二度目の船内。ギララの弱点でもあるギララニウムという物質が放射線(?)を放っていると船内で判明します。なぜ今ごろ!?w

下はしゃもじ型、上の白いのは音だけの検出器。おそらく、いずれも創作でしょう。

それにしても…

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なにこの説明丸出し感www 完全にギャグですわ。もういっちょ。

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このギララニュウムを戦闘機でギララに吹きかけ退治します。ギララニュウムはギララを生みだした発光物質から抽出できます。ギララを生みだすわ、ギララの弱点だわ、どっちやねんと。

最後はこちら。

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すごいです。私は初めて見ました。ボディにはAlokaと書かれていますが、メーカーはアロカじゃありません。当時はまだ日本無線医理学研究所。Alokaはブランド名です。

シンチかガイガーかはわかりませんが、カールコードです。のちのアロカの特徴でもあります。そして、最大の注目点はメーター。アロカで丸いメーターは見たことがありません。昔はこうだったんですね。ちょっと衝撃的でした。

そして、ここで気付きます。冒頭のサーベイメーターとメーターの黒縁が同じです。冒頭のも、もしかしたらアロカかもしれませんね。

あ、核燃料はギララの好物です。こいつでギララをおびき寄せるんですが、ま、内容はどうでもいいかw

というわけで、内容は「ゴジラ」に到底及ばないものの、放射線測定器的には完全に「ギララ」の勝ち、という記事でした。いやー、面白かった。放射線測定器がw

[関連過去記事]
「GODZILLA」と「ゴジラ」の放射線測定器~Anti Godzilla's Radioactivity Kit

あの頃映画 「宇宙大怪獣ギララ」 [DVD]
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