2014/04/08

日本電波工業の「RDS20A」が出品されたので、「RDS20A」ではなくメーカーをディスってみた

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ガイガーカウンター「RDS20A」(日本電波工業)がヤフオク!で出品されています。

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日本製GM菅 空間線量計

線量計 日本製GM管採用!

先月、発売が開始されたばかり。出品者はどこで手に入れたんでしょうね。

追記:同じ方がさらに出品しました。こちらは個数が5! 液晶画面がついている写真も載ってます。「3M」?ってなんだろうな(「分」ではないかとの情報を頂きました。そうかもですね。ありがとうございますー)。

空間線量計 日本製GM管採用!

日本製GM管 線量計:楽オク中古品

日本製GM管 線量計:楽オク中古品
価格:21,600円(税込、送料別)

追記:楽天オークションにも出品されました。

商品説明はメーカーサイトからの引用です。カタログとしてまとめた時は、サラリと流しましたが、一応、ちゃんと解説しとくか。以下の引用文はすべてメーカーの言です。

[ソース]
セシウム 137 などから放出されるガンマ線の計測に適した小型で高精度のガイガーミュラー計数管式空間線量計を開発

これまでガイガーミュラー計数管式の放射線量測定器には海外製の製品が多く出回っており、計測値の信頼性が問題視されていました。

そうですか? こういう類の話でよく感じるのは、機器の信頼性云々よりも使用者の無知・不理解のほうが問題だということです。なのに製品のせいにされちゃって…かわいそうな放射線測定器。

さらに、なぜゆえ「海外製」!? じゃあ国産のガイガーならいいのかと。その差はなんなんだと。Say NO to Racism!

通常のガイガーミュラー計数管式の放射線量測定器はβ(ベータ)線とγ(ガンマ)線の両方を検出してしまうために、
(中略)
γ線の空間線量率計測において信憑性に欠ける面が指摘されておりました。

ほらね? やっぱり。ガイガーがどう、GM管がどうというより、言ってることがメチャクチャじゃん。

β線の特性、GM管の特性を考えて、ちゃんとγ線のみを測ればまったく問題ありません(Sv測定したいのであれば)。信憑性に欠けることがあるとすれば、それは使用者が間違った知識で間違った”測定”をし、不適切な測定値を拡散し、これに反応する人たちがいるからです。

そのようにして拡散された情報こそが信憑性を欠くのです。ガイガーカウンターの信憑性に話をすり変えないで下さい。

そもそも、ガイガーカウンターの信憑性ってなんですか? γ線を正確に測定できる=信憑性? だとしたら、信憑性という言葉の意味を履き違えているか、あるいは文章として論理的整合性を欠いております。

そこで本製品には、β線を遮蔽しγ線のみを計測できるように自社で設計・開発したガイガーミュラー計数管を採用しました。

GM管はβ線に対する感度がいいというのが利点です。それを殺して、検出効率の低いγ線だけに対応させようという意味がよくわかりません。だったらシンチで放射線測定器を開発したほうがいいのでは?

********************
0.1g単位で小麦粉が計れる体重計を開発しました!

小麦粉を正確に計測できない、信憑性を欠く体重計が問題視されてきました。そこで、重いものの測定はできないようにし、0.1g単位で小麦粉でも測定できるような体重計を開発しました。
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もはや体重計ではないんですが、ま、これと似たようなことでして。残念ながら、メーカーの知識、あるいはメーカーの論理的思考能力、ないしはメーカーの思想に一番”信憑性”がないという皮肉な結果になっとります。

ただ、放射線測定器という製品自体がどうなのかはわかりません。あくまでもメーカーをdisってます。製品はdisっとりませんです。どんなGM管なのかは大変興味をそそられます。
<追記>

日本電波工業の文言を活かし、こんな文面をこしらえました。

********************
ガイガーミュラー計数管式の放射線量測定器(以下、ガイガーカウンター)が多く出回っています。通常のガイガーカウンターはその特性上、β(ベータ)線とγ(ガンマ)線の両方を検出します。

β線の入り込む余地をなくし、ちゃんとγ線のみをSv測定すれば、まったく問題はありません。しかし、東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故以降、知識のない方々もガイガーカウンターを利用するようになりました。結果、不適切な測定による信憑性に欠く情報がネットを中心に広まった(広まっている)という問題点が指摘されております。

そこで本製品には、β線を遮蔽しγ線のみを計測できるように自社で設計・開発したガイガーミュラー計数管を採用しました。そのうえで、国家計量標準につながるトレーサビリティのとれた校正を実施することで、その測定の信頼性を実現しております。
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少なくとも、論理的、科学的には正しくなってます。製品思想としては、「うーん」って感じですが(^^;
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