2014/03/30

「エアカウンターS」「RADEX RD1503」「DoseRAE 2」が安いので、それぞれがどんな人に最適かを解説してみた

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エステーの「エアカウンターS」、Quarta-Rad(ロシア)の「RADEX RD1503」、RAE Systems(アメリカ)の「DoseRAE 2」が安く出品されています。いずれも残り時間あとわずか(気付かなかった(^^;)。

さて、どれを選ぶべきでしょうか。簡単にわかりやすく解説してみました。

とにかく安く、サクッと簡単に測りたい
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エステー 放射線測定器 エアカウンターS【送料込】


新品を普通に買っても4、5000円程度ですから、あまりお得感はありませんが、送料込みですしね。3000円以下ならいいのではないでしょうか?

「エアカウンターS」は半導体式放射線測定器です(ガイガーカウンターではありません)。少々測定に時間がかかるというのが気にならなくはないですが、ボタンを押すだけで簡単に測定できますから、エントリー機としていんじゃないでしょうか。ユーザーもたくさんいます。

[関連過去記事]
「エアカウンターS」を、いや、放射線測定器を使う上で知っておきたいこと~1cm線量当量と誤差

ある程度、表面汚染も検出したい
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放射線測定器(ガイガーカウンター)RADEX RD1503


わかりやすい平均化処理をしてくれるので、ガイガーカウンターの中では安定した測定値を表示してるという印象を持ちます(それがいいのかどうかはさて置き)。

一応、β線も検出してくれるので、公園の砂場、家の側溝などを測りたいという方にいいかもしれませんね。ただ、Sv表示しかありませんから、そうして得られた値は測定値としては意味をなしません。あくまでも検出です。この点だけはしっかりと理解しておきましょう。

[関連過去記事]
誤解だらけの「RADEX RD1503」。β線なんてそもそも”測定”できません

被ばく量を測定したい
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【中古品】X線・ガンマ線線量計DoseRAE2


上のふたつはその場の放射線量率を測定するための放射線測定器で、日本の規格にのっとればサーベイメーターと言います。一方、「DoseRAE 2」は被ばく量を測定するための放射線測定器で、こうした類は個人線量計と呼びます。

個人線量計ですが、0.01μSv/h単位で線量率(個人線量当量率)も表示してくれますから、線量率もパッと確認したい、そんな方に最適です。

「DoseRAE 2で線量率を測定する際は、測定値を安定させるため十分に時間をかけなければいけない」

これはデタラメです。完全に「DoseRAE 2」の本来的な使用目的を理解していない、誤った言い方です。むしろ逆。パッと見て目安にする、急激な線量変化など危険な状況を知らせてくれる、これが「DoseRAE 2」です。

当機に限らずどの機種でも、十分に時間をかければ安定する、というのは事実です。時間をかけ平均値を取り、安定した線量率を「DoseRAE 2」で測定するというのも、それはそれでいい。だけど、上述のセリフとは言ってることが違いますよね?

どれも1万円以下で買える放射線測定器(おそらくw)。ですが、三者三様です。自分はどうしたいのか、そのためにはどれが最適なのか、そういう視点で放射線測定器を選んでみて下さい。ちゃんとしたメーカーは、そのあたりのこともちゃんと説明してくれてますから(少なくともエステー、QR、RAEはしっかり説明してくれています)。

[関連過去記事]
はじめての放射線測定器
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コメント

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エアカウンターS

ヤフオクではエアカウンターSの書籍版も多数出品されていますね。
いずれも3千円程度です。

ただこの書籍付のは、武田先生監修の漫画形式で測定法の要点を教えてくれる本が付属していますよね。
これって初めて使う人にはいいんじゃないかなと思っています。

で、これは多分書籍流通の過程ででた新古本なのでしょうね。
まさか個人線量計が新古本として買えるようになるとは思いもしませんでした。

Re: エアカウンターS

放射線測定器が”付録”。こんなの以前なら想像もつかなかったですよねぇ。これこそまさに想定外(^^;


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