2014/03/29

人気の放射線測定器(ガイガーカウンター)10機種の相場 in 2014

毎年、新春にやっているのですが、諸事情ありましてちょっとずれこみました。放射線測定器人気10機種の2014年3、4月時点での相場です。

TERRA-N / TERRA with Bluetooth Channel

ECOTESTというブランド名で有名なウクライナ・Sparing-Vist Center社のガイガーカウンターです。

TERRAシリーズにはTERRA MKS-05(黒テラ)、TERRA-P(黄テラ)、TERRA-P+(黄テラ+)、TERRA-N(緑テラ)、TERRA with Bluetooth Channel(青歯テラ)があります。2011年の放射線測定器・オブ・ザ・イヤーに輝いた、ローコストガイガーカウンターの最高傑作だと思います。

一番コスパがいいのはTERRA-Nでしょう。PC接続したい、もしくは統計誤差を見たいということであればTERRA with BT。この二択かな? 黒テラは高くなっちゃいましたね。

そもそも黒テラと黄テラ+がどうなるのか、緑テラもこのままいくのかも気になります。どれも似てますから、どこかのタイミングでどれかが廃版となるような…。

SOEKS 01M

ロシアのSOEKS社製ガイガーカウンターです。これまで幾度かバージョンアップをしてきましたが、最新のモデルは「SOEKS 01M 1.CL」と「SOEKS 01M 2.0L-JP」。後者は日本語対応です。

オシャレな外観、色とりどりのバーグラフ表示、懐かしさすら感じさせる電子音。とてもガジェット性の高い楽しいガイガーカウンターで、とても多くのファンがいます。

少々高めに表示される傾向がある、電池の持ちが悪いという”欠点”はありますが、使い方によっていくらでもカバーできること。そんな欠点を補って余りある魅力がありますし、また、そんな魅力にどうしようもなく惹かれてしまう、そんな人にぜひ使ってもらいたいです。

こちらは昨年半ばごろから変わらず、15,000円ほど。12,000円くらいが相場だったんですけどね。少し高くなりました。これはロシア×ウクライナ情勢云々というよりも、単なるレートの関係だとか。

気になるのは5月に発売されると言われている「SOKES 112」。こいつが日本にいつごろ入って来るのか、そしていくらくらいなのか。これによっては「SOEKS 01M」の動向にも変化が現れるかも?

RADEX RD1503+ / RADEX RD1706 / RADEX RD1212

ロシア・Quarta-Rad社製のガイガーカウンターです。すでに製造中止となってしまいましたが、同シリーズの「RADEX RD1503」は2013年の放射線測定器・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。

とてもシンプルでコンパクト。白いボディはかわいらしくもあり、一般家庭においても広く使われています。海外製ガイガーカウンターでは、3.11以降、同シリーズが一番売れているんじゃないでしょうか。

それなりに時間がかかるので、TERRAやSOEKSと比べれば、遅いと感じることもあるかもしれませんが、それだけしっかり平均化処理し安定しているとも言えます。

正規代理店のスターシステムズが楽天市場から撤退し、このまま取引自体がフェードアウトしていきそうな予感。1503+は逆に見かけなくなりました。よく見る1503も15,000円と相場は上昇。こうなると2万円の「RADEX RD1212」がお得に見えますね。あくまでもRADEX内の比較ですが。

Inspector USB / Inspector Alert V2

前者はS.E. International社、後者はInternational Medcom Inc社のガイガーカウンターです。両者ともアメリカです。

2012年の放射線測定器・オブ・ザ・イヤーでもある同機は、ガイガーカウンター界の王者です。パンケーキ型と呼ばれる丸いGM管でα線、β線も検出・測定可能です。

相場ですが、前身の「Inspector PLUS」が廃版となり、「Inspector USB」が登場して、一時少し下がりました。しかし、最近はまた上昇気味。相場は8万円台です。

需要を考えると、7万円台はあったとしても6万円台はこの先、あまり見込みは…。「Inspector Alert V2」はまったく見かけませんしね。

エアカウンターS / エアカウンターEX

前者は半導体式放射線測定器。後者はシンチレーション式。いずれもエステーがメーカーです。ボタンを押して待つだけ。とても簡単に手軽に放射線を測定できます。

人気の秘訣はなんと言ってもこの価格。「エアカウンターS」だと5,000円で買えますから、とりあえず物は試し、一度放射線を測ってみようという初心者の方にはうってつけではないでしょうか。もし、「エアカウンターS」を買って、何度も測ってみて、物足りなさを感じたら、また改めて違う機種を検討してみて下さい。

「エアカウンターS」の相場はまったく変わらずの4,000円台~5,000円台。突発的に安く売られることはあるかもしれませんが、相場としてはこれ以上、下がることはないでしょう。「エアカウンターEX」は直販しかないので変動はありません。

DC-100 / DC-200

日本精密測器のシンチレーション式放射線測定器です。コンパクトかつ安定した測定ができると評価が高い機種です。積算線量を測定できるのも大きな特徴でしょう(それが必要かどうかはさて置き)。

なお、「DC-200」というPC接続(Ferica)可能な上位モデルもあるのですが、私は「DC-100」で十分だと思います。

「DC-100」の相場は、長いスパンで徐々に下がって来ています。現在は20,000円ちょい。今年中に2万円を割るかも?と淡い期待。ていうか、いつまで製造が続くのか…という根本的な心配も(^^;

PA-1000 Radi / PA-1100 Radi

堀場製作所のシンチレーション式放射線測定器です。「はかるくん」としてもお馴染み。青い「PA-1100 Radi」はBluetoothでPC接続が可能です。他にも細かい差はあるのですが、気にするようなことでもありません。PCに接続したいかどうか、予算はどれほどかが選択の分かれ目でしょう。

これも相場は変わりませんね。「PA-1000 Radi」は10万円前後、「PA-1100 Radi」は13万円前後。ほんの少し、数千円くらい高くなった気もするのですが、これは消費税が影響してるのかな? 今後もこれくらいで推移していくでしょう。だって、もう3年、変わってないんですもんw

PM1703MA

ベラルーシ・Polimaster社製のシンチレーション式放射線測定器です。「PM1703M」シリーズにはたくさんのモデルがありますが、コスパ的にはこの「PM1703MA」が一番じゃないでしょうかね。

高感度で反応が早く、ホットスポットなど局所的な汚染を察知したり、見つけたりするのに最適な機種だと思います。

流通が固定的なので、相場がどうこうということはありません。実売価格はずっとほぼ横ばい。日本法人のポリマスターパシフィックにがんばってもらって、もうちょいなんとか…w

DoseRAE 2

アメリカ・RAE SYSTEMS社製の個人線量計。被ばく線量の記録・測定のための放射線測定器です。

カードサイズでコンパクトですから、いつでも携帯しておけます(というか、いつでも携帯しておくのが当機の想定している使用方法)。また、後述の「PDM-122」とは違い0.01μSv/h単位で線量率(個人線量当量率)も表示してくれますから、出先でパッと線量率を確認したい、なんて方にもいいでしょう。

こちらも相場は変動しませんね。2万5000円強、3万円弱ってとこですか。ただ、たまにキャンペーンをしますから、そんなんも要チェックですな。

PDM-122

日立アロカメディカルの個人線量計です。富士電機の「Dose i」と並んで、日本で一番よく利用されている個人線量計ではないでしょうか(「Dose i」は基本的には個人での購入はできません)。

いいか悪いかは別として、個人線量でもろもろが判断されることも多いようで、そんなときにマイナーな個人線量計を使っていても、もしかしたら適切にもろもろの事務手続きをしてもらえないなんてこともあるかもしれません。ですから、個人線量を測定したいということなら、「PDM-122」あたりを使っておくのが無難なのかもしれませんね。よくわかりませんが。

こちらも相場に変動はありません。ただ、なぜか販売価格に幅があります。2万5000円~4万円ほどです。

時折、突発的にショップが安く出品することがあります。といっても、2万円ほどですが。そういうのを狙ってみてもいいかもですね。
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