「RTM2010」(=「NT6102」?)を動画で見たら何気によかった

2011年06月02日
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興味深い動画を見つけました。撮影者の説明が一瞬わかりづらいので(^^;)、まず最初に説明しておきます。

シルバーのトレーラーがあります。トレーラーには雨樋(雨どい)がついています。トレーラーに降ってきた雨がここを伝わり地表に落ちるという仕組みです。なお、その雨樋の下(雨が集中して落ちていく場所)には室外機があるので目印になると思います。

このような状況で次のような計測を行っています。

1.雨樋から1m離れた地点の地上1mで空間線量率測定
 ↓
2.雨樋から1m離れた地表の線量率測定(以下すべて地表)
 ↓
3.50cm地点、25cm地点、0cm(放射線源と思われる雨樋の出口)で測定



測定結果ですが、1と2、すなわち放射線源から1m離れた地点では、地上でも地表でも測定結果に差があまりありません。そして、距離が縮まれば縮まるほど線量率が上がっていきます。

0cm地点(放射線源)に強い放射線を放つ放射能を持った鉱石がもともと混じっているという可能性も、もちろんゼロではありませんが、まあおそらくそれはないでしょう。ということは説明にある通り、放射性物質が雨によってここに集まってきていると考えるのが自然です(その放射性物質が雨とともに降り注いでくるのか、あるいは風等によって運ばれトレーラーに付着したものが雨・雨樋によって集まってきているのかは定かではありませんが)。

場所、対象物(放射線源)、放射線源との距離などによって、これほど結果に差が出るということがよくわかる動画です。最初の地点(放射線源から1m離れた地点の地上1m)で計っただけで「ここは安心だ」「ここは危険だ」と判断してはいけないということですね。

さて、当サイトで言いたいことは、この線量率の評価ではありません。あくまでもカタログサイトですからw

まず、この機種。「RTM2010」と機体には書かれていますが、色とボタンの配置以外は「NT6102」と見た目は同じです。おそらくメーカー違いの同製品でしょう。「NT6102」は上海明核仪器有限公司(=NUCTEST technology Limited)製で、「RTM2010」は不明です。

とてもコンパクトですね。持ち運びにいいと思われます。また、実は意外と少ないのですが、積算線量と線量率を同時に表示してくれるのが便利です。切り替える必要がないので見やすいですし、何より操作が楽になります。あと、アラーム音が比較的おとなしめな点も見逃せません。アラーム音がやかましいと人が大勢いるような場所では使いづらいです。

もうひとつ、反応の早さも印象的でした。確かに精度はいいかもしれないけど、計測にとても時間がかかるなんて機種もありますが、一般の人が使うのであれば、(精度を犠牲にしろとは言いませんが)レスポンスの早いものがいいかもしれませんね。ストレスなく計測がおこなえます。

正直、「NT6102」は私の中でまったく引っかからない機種だったのですが、これを見て「ちょっといいかも」と思いました。

「NT6102」一覧(楽天市場)
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