個人線量計「ADM-112」は成仏されずに三鷹の空をさまよい続けている~日立アロカメディカルの黒魔術

2014年03月04日
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日立アロカメディカル ポケット線量計 ADM-112 アラーム付


時折、オークションなどで「ADM-112」が出品されることがあります。このフォルム、結構好きなんですよねぇ。というわけで、今回は「ADM-112」の運命を見ていきたいと思います。

日立アロカメディカルの個人線量計にはPDMシリーズとADMシリーズがあります。PDMはPersonal Dosemeterの略、ADMはAlarm dosemeterの略だと思われます。アロカもそういう風なことを言っていますし。なお、海外ではEPDと略すことが多く、規格でもEPDとなっています。EPDはElectronic Personal Dosimeterの略です。

さて、アロカのPDMシリーズには数多くのモデルがあるのですが、ADMシリーズはADM-353Bだけが公式サイトで紹介されています。他のモデルが現在でも製造・販売されているかどうかはよくわかりません。

では、なぜPDMシリーズにはこれほどバリエーションがあるのに、ADMシリーズは1モデルだけなのか。これも憶測になってしまうのですが、ADMの”Alarm”という部分に答えのヒントがあるような気がします。

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新品 ALOKA アロカ 電子ポケット線量計 PDM-222VB


「ADM-112」がアロカ公式サイトに掲載されていたのは2011年6月まで。7月からはその姿を消しています。まったく頃合いを同じくして、アロカは2011年7月11日に「PDM-122」の増産をアナウンスしました。同年8月5日には、セーラー万年筆が「PDM-122」の販売に乗り出しました。そして、正確な時期は不明ですが、2012年にはアラーム付のPDMシリーズ「PDM-222」「PDM-227」が登場します。

アラームのないPDMシリーズ。アラームのあるADM。両者にはこのような差がありました。しかし、コストや技術的な問題が解決され、小さなPDMシリーズにもアラーム機能を搭載させることができるようになります。そうすると、ADMシリーズの存在意義が薄まってしまいます。さらに、製造ラインをPDMに集中させ、高騰していた個人線量計需要に応えようとした。結果、「ADM-112」はなくなり、中性子にも対応した「ADM-353B」のみになってしまったのでは…。

ADMシリーズはなかなかカッコイイと思うんです。自衛隊も使っていますし。小さければいいってわけでもありません。手に取りやすいちょうどいいサイズってのがあるはずです。

[関連過去記事]
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そこでアロカさん、ひとつご提案が。ADMシリーズの筺体を活かして、これでサーベイメーター作ってくれません? PDR・MYRATEシリーズです。半導体検出器で低価格で。

いや、違うな。「DOSEe nano」の対抗機をADMのフォルムで開発だ!w そっち系の技術では富士電機が一歩リードしているような気がします。これ以上、離されないためにも、JIS Z 4333とJIS Z 4312の両方に準拠したハイブリッド放射線測定器を作りましょうよ!w

消えたと思ったADM。しかし、その魂はまだ成仏されずに三鷹の空を漂っています。ADMの魂を呼び戻し、PDR&ADMのハイブリッド機へと生き返らせる黒魔術。アロカならできるはず!w

日立アロカメディカル 個人用放射線線量計マイドーズミニ My dose mini PDM-122 PDM-122B-SHC(マイドーズ
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