FH 40 G-10

2014年02月19日
関連ワード:アメリカ , ThermoFisherScientific , サーベイメーター ,
fh40g10_001.jpg
製品仕様
メーカー Thermo Fisher Scientific [公式]
検出器 比例計数管
測定可能放射線 γ線、X線
線量率範囲 10nSv/h~1Sv/h
積算線量範囲 100nSv~10Sv
アラーム機能 あり
計測時間 -
エネルギー感度 30keV~4.4MeV
バッテリー 単3×2本
使用環境 -
寸法(mm) 195×73×42mm
重量 410g
【グレー】
備考・その他 シリアルインターフェイスでPC接続可。

fh40g10_002.jpg 「FH 40 G」シリーズはとても細かくモデル分けされていて、その全容が把握しきれないほどです。さらに、TFSでは豊富なプローブも用意されていて、さまざまな使い方ができます。テレスコピックをつけたり、αβを測ってみたり、中性子測ってみたり。逆に、使用目的がはっきりしていて、それに沿ったプローブを用意してこその「FH 40 G」シリーズ、とも言えます。

そんな中で、「FH 40 G-10」と「「FH 40 G-L10」はSV表示です。日本では一番使いやすいモデルかもしれません。

さて、FHはFrieseke & Hoepfner(FH社)の略です。FH社は第二次世界大戦前から存在していたメーカーで、「FH-40H」という名機を生みだしました。その設計思想は、のちのドイツの放射線測定器に多大な影響を与えます。

AUTOMESSの「6150AD」、GRAETZの「X5C」、INNOVAの「ALPHAiX 3000」、当然、後継機である「FH-40F」そして「FH 40 G」。「FH-40H」がなければ、これらの素晴らしい放射線測定器は生まれなかったでしょう。

TFSといえば「RadEye」シリーズが有名ですが、「FH 40 G」シリーズもまだまだ現役です。特にアメリカの現場ではよく見かけます。中身はスマートなのに外観がそれほどスマートじゃないというのもご愛敬。いや、見事な技を有する職人の手がゴツゴツしているようなものか。

この無骨さは、確かな技術、そして長年にわたって継承されてきた経験がその背後にはあるということを物語っています。

[関連過去記事]
Thermo Fisher Scientificの歴史を見てみると「RadEye」の背後に「FH-40H」の亡霊がうっすらと
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