2014/02/03

MRS 110B-1

MRS110B1_001.jpg
製品仕様
メーカー Ames [公式]
検出器 GM管(SBM-20)
測定可能放射線 β線、γ線、X線
線量率範囲 0.01μSv/h~1Sv/h
積算線量範囲 -
計数率 0~9999cpm
アラーム機能 0~9999cpmで調整可能
計測時間 ※備考欄参照
エネルギー感度 -
バッテリー 9V電池
使用環境 -
寸法(mm) 150×80×30mm
重量 250g
【黒】
備考・その他 測定対象線種がこんな風に書かれています。

for X, β in γ rays

これはスロベニア語から英語への誤訳。スロベニア語の「in」は英語の「and」です。

GM管はSBM-20なんですが、その表面積を記載しています(600mm^2)。直径が約10mmですから、長さ60mm分が有効面積なのでしょう。しかし、わざわざこんなことを書くということは…。もしかしたら背面はGM管を露呈させるような構造になっているのかもしれません。

マニュアルにはアルゴリズムが詳細に説明されています。これがまた面白い。当機はふたつの方法の内、いずれかで測定値を算出しています。

01)2秒(1インターバル)ごとのカウントを30インターバル分(=1分間)加算し、cpmを算出

02)150カウントまでの時間から測定値を表示

つまり、150cpm以下であれば前者、1分以内に150カウント以上あれば後者ということになります。後者の場合、最小2秒まで測定時間は短くなります(その際は2秒で150カウントですから、4500cpmということです)。

表示の更新間隔は2秒。他にも確度の話が出てくるなど、とても面白いです。ここまで詳しく書いている機種も珍しい。

スロベニアは東欧ですが、当機の表示はcpmです。これがスロベニアのすべてを物語っています。すなわち、早くから西欧とのつながりが強かった、ロシア系からの影響は少なかったということです。

実際、独立前に建設されたクルスコ原子力発電所は、ウェスチングハウス(WH)社製PWRを導入しています。米国エネルギー省(DOE)から核燃料の供給も受けています。原子力だけではありません。経済全般において西欧やアメリカと密接な関係を持ってきました。

なお、同原発は現在、スロベニアとクロアチアが共同所有し、電力は半分ずつ両国へ供給されています。

[参考サイト]
ATOMICA:スロベニアおよびクロアチアの原子力事情
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