2013/12/24

線量のメリークリスマス~世界でもっとも愛されているガイガーカウンター「Gamma-Scout」

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3.11以前、まだ”ガイガーカウンター”なんて言葉をほとんどの人が知らなかった時代、一般市民に一番よく利用されていたのが「Inspector PLUS」と「Gamma-Scout」でした。

ところが、福島原発事故が起こり状況は一変します。GM管不足も相まって、輸入はストップ。ロシア製、中国製の放射線測定器に「Gamma-Scout」はその地位を早々に奪わてしまいます。

当初はボタンの表記がおかしかったり(以前はBq表示があったという噂も)、動作が不安定だという報告例も多く、あまりいいイメージはなかったかもしれません。日本語マニュアルの誤訳っぷりもユーザーに混乱を与えました(もう直ってるのかな?)。

そうこうしている内に、メーカーはモデルを4タイプに刷新し、ボタン表記も修正、挙動も一応は調整したようです。そして再び「Gamma-Scout」は日本市場で流通し始めます。現在の相場は4万円弱。端窓式GM管(LND712)で3万円台とうのは、なかなかお得だと思うのですが…いまいち人気がありませんね(^^;

某社がこれにインスパイヤされ、似たような機種を作ったというのも、「いいところに目をつけたな」と思います。そういえば、日本の某社も中国製の放射線測定器を売る際に、Gamma-Scout社のモロパクリサイトを作ってたなぁ。おや? 一部では大人気じゃないかっ!w

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電池交換も充電も一切不要で10年持ち、いろいろな単位でいろいろな測り方ができ、レバーで窓を開閉できて、フォルムもファニー。「SOEKS 01M」と同様、「Gamma-Scout」はとてもガジェット性の高いガイガーカウンターです。「Lost Places」の中の人も「Gamma-Scout」を”楽しい大人のおもちゃ”と評しています(変な意味じゃないですよw)。

2011年までの約10年間、「Gamma-Scout」は家庭用ガイガーカウンターとしてもっとも名の通った機種でした。ワクワクさせてくれる機種なので、多くの人が改造しているというのも特徴的です。外観がかわいいからか、女性ユーザーが多いという印象も強いです。

相対的にその地位は下がったとはいえ、世界中で今なお愛用者はたくさんいます。もしかしたら「Gamma-Scout」は世界でもっとも愛されているガイガーカウンターなんじゃないか。私はそう思うのです。

クリスマスの楽しい雰囲気に「Gamma-Scout」はピッタリだなと、後付けではありますが、そんなことを感じなくもなく、今回は「Gamma-Scout」を取り上げてみました。

[元ネタ画像]
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