「朝ズバッ!」(TBS)に登場したサーベイメーター「RDS-30」から読み取るべきこと

2013年11月29日
関連ワード:コラム , MirionTechnologies , デザイン ,
みのもんたが降板したことでお馴染みの(笑)、TBSの朝の情報番組「朝ズバッ!」で、先ほど福島原発の特集をやっていまして、放射線測定器も登場しました。

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Mirion Technologies(RADOS)のサーベイメーター「RDS-30」ですね。「DASH村」(NTV)で山口達也が使っているのも同機です。テレビでレポーターやなんかが使っているのをよく見ます。

検出器はGM管。線量率と積算線量を測定できるわけですが、「RDS-30」の最大の特徴はIP67が伊達じゃないタフさ。水で丸洗いしても大丈夫です(積極的にはお勧めしませんがw)。

さて、この特集を見るにあたって一番見逃してはいけないポイントは、レポーターの方がどういう風に「RDS-30」を使っているかです。

防護服、マスク、分厚い手袋、こんな恰好でガイガーカウンターを操作しています。細かな操作が必要なガイガーカウンターだと使ってられませんよね。だから大きなボタンがたったのひとつついているだけなんです。

さらに、ボタンが右寄りについています。左手で持つためです。左手で持てば、親指がボタンの位置にちょうどきます。逆に、右手を空けておくためにこうしてるとも言えます。

液晶表示も大きくてシンプルです。暗いかもしれない作業場で細かくあれやこれやが表示されても仕方ありません。てか、見づらいことこの上ないはずです。ボディが黄色いのも同じようなこと。暗い現場でパッと目につき、パッと手に取れます。

というように、過酷な現場を想定して作られているのが「RDS-30」です。

「RADEX RD1503+とエアカウンターEXとRDS-30だったらどれがいいかな。シンチのエアカウンターEXが一番安定しそうだけど…」

こういうセリフがメチャクチャだと感じませんか?w

同じ放射線測定器でも、同じ検出器でも、同じような”精度”であっても、製品が違えば設計思想、想定利用シーンが異なります(似ていることもあるでしょうが)。「ガイガーよりシンチが…」「高精度のもののほうが…」「外国製より日本製が…」んなことより、もっと先に見るべきことがあるってことですな。

これから放射線測定器を購入しようという方、ぜひ購入しようとしている機種の形をよく見て下さい。色をよく見て下さい。メーカーがどういう利用法を想定しているかを見て下さい。そして、自分がどういう状況に置かれ、どう使いたいのかをまず見て下さい。

というわけで、井上貴博アナ、まあ別にぜんぜんいいんだけど、一応、左手で持つことを想定して作られているガイガーカウンターなんだぜ、それは。というお話でしたw

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