2013/08/12

珍しい「EPD-G」と激安の「Pripyat」~検出器が2つの意味

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突然、なんなんだ?と思ったら、これらもドスパラ=サードウェーブの出品でした。確かにもともと取り扱っていた(取り扱っている?)商品ですからね。出品自体は特段驚きませんが、この在庫処分感といったらw

左はThermo Fisher Scientific(アメリカというかドイツというか)の個人線量計「EPD-G」。右はMeridian(ウクライナ)のサーベイメーター「Pripyat」。いずれも非常に変わっていて、個人的に大好きな機種です。

「EPD-G」は半導体検出器を2個搭載しています。なぜかというと、Hp(10)、Hp(0.07)の両方で測定するためです(「EPD-MK2」はβ線に対応していますから、半導体がさらにひとつ加わります。もちろんHp(0.07)です)。

私たち一般市民は仮に結構な線量の地域に住んでいたとしても、Hp(0.07)なんて気にする必要はありません(事業者は必須です。法令的に)。しかし、線量当量とはなんぞやということを教えてくれるという意味で、「EPD-G」は非常に有益な機種でもあります。「なんのこっちゃ?」という方は、以下の記事をご参照下さい。

[関連過去記事]
個人線量計「EPD-MK2」が出品! 線量当量の本質を教えてくれるからコイツが面白い!

次に「Pripyat」。おっと。偶然にもこっちも検出器が2個www 「Pripyat」はGM管(SBM-20×2本)を搭載したサーベイメーターです。いわゆるガイガーカウンターですね。なぜGM管を2本も搭載しているかというと、いや、2本搭載しているメリットと言った方がわかりいいかもしれませんが、いずれにせよ、一般論としては、

・スピードを上げる
・”精度”を上げる
・指向性を上げる

といったことがあります(これらはまったく別のことではなく、お互いに関連していることでもあるのですが)。

SBM-20というGM管を2本(2個)搭載している機種で有名なのは、「RADEX RD1706」「JUPITER SIM-05」そして「Pripyat RKS-20.03」があります。ただ、どういう設計思想に基づき、2本搭載しているかとなると、機種によって微妙に異なります。また、GM管本がどう配されているか(個別か並列か)なんてことも関係してきます。

マニアックな話になってくるので、詳細は以下の過去記事等をご覧頂くとしまして、「Pripyat」の場合はどちらかというとスピード、そして面積を稼ぎたい(or 指向性)ということもあって2本なんだと思います。

[関連過去記事]
GM管が2本だと何がいいの? ~一応の完結編

もうひとつ、「Pripyat」で重要なのはアナログの放射線測定器だということです。このあたりのことも散々、過去に書いてますので、詳細は過去記事をあさってみて下さい。

というわけで、猛暑続きの日本各地ですが、放射線測定器の保管には十分ご注意を、というお話でした(ぇ
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コメント

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保管

しばらく使わない保管時には、くれぐれもキープドライ、電池を外すを!

Re: 保管

いやぁ、こんなことを書いておきながら…私自身が…(^^;
気をつけますw

PRYPYATとPripyat

サードウェーブ社の出品しているこの機種、これだけ安いのにあまり売れている風でもない。
正直この価格だしすぐに完売するかと思っていましたが、いまだに出品しています。
で、おかしいなと思っていたら、表記の仕方に問題があるのに気が付きました。
そう、スペルが違っているのです。
以前からAmazonでアクセスを試みても、どうしてもたどり着けないので変だなと思っていたら、スペルが間違っていたわけです。
いくら再生品とか中古とか銘打っていても、実際は使用回数の殆ど無い美品でしょうから、他社と比較しても売れないのは変だなと思っていました。
今まで気が付かなかった私も抜けていましたね。w

Re: PRYPYATとPripyat

ほんとですねw そもそも新品なんてものが本当にあるのか!?という機種ですから、そこら辺の事情を知らないと、単なる中古品のロートルとしか思われないのかもですねぇ。


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