2012/09/27

「Dr.HOUSE(ドクターハウス)」のガイガーカウンター

関連ワード:コラム , テレビ , LUDLUM ,
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「Dr.HOUSE(ドクターハウス)」というアメリカのドラマがあります。2004年から2012年まで放送されていた人気作で、シーズン6まであります(シーズン5までしか見てない! 6を見たいw)。性格に難ありのw天才医師が、解明不能とされた患者の病因を突きとめるという医療ミステリーです。「24」にはハマりませんでしたが、これにはハマりました。

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で、この作品のSeason2 第5話「Daddy's Boy(嘘つき親子)」の回にガイガーカウンターが登場します。

いつものごとく、原因不明で苦しむ患者が運ばれてきます。さまざまな検査をしますが、まったく見当がつきません。確実に死に近づきつつある患者。実は”嘘(ウソ)”が大きなカギだったのですが(というか、このドラマ自体が”嘘”がテーマ)、詳細はさて置き、ハウスは父親の言葉をヒントに原因を突き止めます。

「すぐに病室のタンスを放射線室に運べ」

そう部下に命じ、ガイガーカウンターでタンスを調査します。すると、ガイガーカウンターが反応しました。

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父親はスクラップ工場で働いていて、そこで拾った釣りの錘(おもり)のような金属片を息子にプレゼントした。その金属片が実は放射線を大量に放っていて、息子は被ばくしていたのです(胸部レントゲンの7万倍相当)。これにより、白血球を作る機能が破壊され、さらに感染症にかかります。

骨髄には海綿状血管腫という腫瘍ができてしまっています。でも、白血球が少ないですから、手術は困難を極めます。結果、この息子は…。

※井戸を調査するための工業機器に、この放射性物質が使われているとのことでした。まったく門外漢なのでよくわかりませんが、密度検層に使われる線源のことでしょうかね。

一見仲よく見える親子は、それまでもお互いにいくつかの嘘をついていました(そのせいで原因を突き止めるのが遅くなります)。本筋とは別に、父親を嫌うハウスも、会いに来そうな父親を避けるべく嘘をつく。そして最後、弱っていく息子に父親はこう言います。

「大丈夫。きっとよくなる」

これもまた嘘なのですが。

興味のある方はぜひ一度ご覧あれ。面白いですよ。

んで、問題はこのガイガーカウンターは何なんだとw

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「Model 3」を撮影小道具用に改造したものでしょう。まず、全体的に塗装されていて、ロゴや文字がすべて消されています。さらに、メーター部分にバックライトが仕込まれています(デジタル系ならバックライトはあるのですが、アナログ系にはありません)。

プローブは「Model 44-6」ですね。βγ用GMプローブです。シャッターを回転させ開閉できます。映像では閉めたまま使っています。


病院にサーベイメーターがあっても不思議じゃないと言いますか、あって当然なんでしょうけど、LUDLUMっすか。さすがアメリカ。アメリカ人にとっては、Canberraもフランスってことなんですかねw(AREVA傘下です)

それにしても、これを見たのは随分前。3.11以前です。当たり前ですが、こんなシーンに関心はありませんでした。もし、3.11以降に見ていたら、今さっきしたように、何度もリピートして見返していたことでしょうw こんな風になるとはねぇ。

[関連過去記事]
ウソガイガーカウンターから始まる逆襲のシャアや沢田研二の話?
美女と液体人間とガイガーカウンター
ホラー映画「Chernobyl Diaries(チェルノブイリ・ダイアリーズ)」にTERRA-Pが登場
ガイガーカウンターの歌
1950年代のアメリカとガイガーカウンター
映画「The Atomic Kid」の”放射能人間”が使うガイガーカウンター
沢田研二の放射線測定器
「スーパードクターK」のガイガーカウンター
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コメント

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みていました

私は日本テレビで地上波放送されていたのをみていました。
日本ではあまりなじみのない総合診療医が主役のドラマで、私はこのドラマで初めて総合診療医の存在を知りました。
アメリカは自由診療の国で、高額な民間保険に入らないとまともな医療も受けられない国ですが、このドラマは教育病院と言う設定で、登場人物である患者のキャラクター幅を広くする工夫が感じられますね。
ドラマの中でガイガーカウンターが使われていたのを、当時はあまり気に留めていませんでした。
3.11以前と以後では随分と世界観が変わったという事ですか。
いずれにしても登場人物の内面を深くえぐるとても良くできたドラマでた。
日本でもこのドラマに刺激されたのか東山さんが総合診療医に扮するドラマが放送されましたが、残念ながら質の高さでは足元にも及びませんでした。

Re: みていました

宗教、人種、セクシャリティーなども幅を広げますしね。
Dr.Houseの場合は障害もか。

あと、海外ドラマを見ていて一番痛感させられるのが、
ライティングの違い。
日本のドラマの変なライティングはなんとかならんものですかねぇ…。

東山のドラマ、少し見ました。
噴飯ものでした。
いや、噴飯すらしないか(^^;


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