FLUKEのデジタルサーベイメーター「ASM-990」が大量出品。ザックリと簡単に同シリーズをまとめてみました

2012年08月14日
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吉通コミュニケーションズというショップがFLUKEを大量に扱いだしました。電離箱式の「451P / 451B」もあるのですが、目玉はやはり「ASM-990」シリーズでしょう。


プローブもあったりするので、ややこしく感じるかもしれませんね。そこでザックリとシンプルに箇条書き5項目で「ASM-990」シリーズを説明してみたいと思います。

・ASM-990シリーズには、ASM-990、ASM-992、ASM-993の3タイプがある。

・違いは本体に内蔵されたGM管。990は内蔵GM管なし。992は円筒型GM管(エネ補)。993は円筒型GM管(エネ補)+パンケーキ型GM管。つまり、992、993は本体単体でも使えるが、990は外部プローブが必須。

・多種類のプローブがある。大別するとNaI(Tl)シンチレータープローブとGM管プローブ(パンケーキ、端窓式、円筒型)。上記本体との組み合わせは自由。
※具体的なプローブは記事最後を参照

・線量率、積算線量、スケーラー、ピーク値保存、ログ保存、数十の測定単位(プローブ依存)、赤外線でのPCとの連動と、機能豊富なハイテクサーベイメーター。

・ASM-990シリーズの特性、日本の現状、コスパを鑑みると、ASM-990 + パンケーキという組み合わせが一番よく利用されている(と思う)。

何気に簡単ですよねw

ちょっと細かいことを補足しますと、機種名の最後に「BC」がつくモデルもあります。これはバーコードリーダー付のモデルで、病院内の患者の線量管理などに用います。私たちにはそれほど関係がないので、あってもなくてもいいと思います。

「ASM-990」シリーズ一覧(楽天市場)
「ASM-990」シリーズ一覧(Amazon)

さて、先日の記事でも簡単に紹介しましたが、「ASM-990」はもともとはVictoreen製です。FLUKEがVictoreenを買収したので、現在は同社製となっています(本体に「Victoreen」の表記がある場合も)。ちなみに、ボタンが赤いモデルはVictoreen時代のモデル、青はFLUKE時代のモデルだと思われます(正確にキッチリ分かれてるかどうかは不明。おおよそそんな感じだ、くらいに思って下さい)。

Victoreenといえば、世界初の商用サーベイメーターをリリースしたメーカーです。その歴史は1920年代にさかのぼります。ですから、大げさに言うならば、約100年に渡るサーベイメーターの歴史が「ASM-990」シリーズには詰まっているということです。「ASM-990」シリーズを見るにつけ、感慨深くなってしまいます(^^

[関連過去記事]巨人・Victoreenの残した軌跡


※左からNaI(Tl) 1.5×1.5、パンケーキGM、端窓GM
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