ハッタリのきくサーベイメーター ~各種機関、行政との共同作業には必要だそうです(^^;

2012年07月12日
関連ワード:コラム , 日立アロカメディカル , LUDLUM ,
特に行政などと共同で作業をしていると、”ハッタリ”が必要だそうです。そこらのガイガーを持っていても信頼されないと。名の通った、高性能、いいブランド、というイメージのある機種で測定したら話も早いのだとか。

そんなメールを頂きまして、「やれやれ」と思いながらも、今回はこんな企画を考えてみました。

「ハッタリのきく機種一覧」

あまり気が進みませんがやってみましょう(^^;

さて、行政が絡むということは結構な汚染があるということが前提です。ですから、β線には対応しておく必要があるでしょう。ということは、おのずと計数率表示のあるタイプになります。

また、現場での作業を具体的に想起するならば、作業のしやすさからプローブタイプがいいと思います。測定するたびに「Inspector PLUS」を地面にかざしていては腰や膝が悲鳴を上げること必至です。

そんなことを考慮に入れながら、数機種を選んでみました。なるべく、なるべくお手頃な価格でw

Model 3 with Model 44-9(LUDLUM)。Model 3は本体、Model 44-9はパンケーキGMプローブです。もちろん他のプローブにも取り替え可能です。

マニュアルを読まずとも使えるシンプルな操作性(いや、ちゃんと読んで下さいよ!w 話のたとえですから)、放り投げても壊れない頑丈さ(いや、本当に投げないで下さいよ!w メーカーが冗談交じりに言っているだけです)、そして何より、50年という経験と実績。信頼性があるからこそ、いまもって広く使われています。

[関連過去記事]
LUDLUMの金属ボディに温もりを感じるワケ

TGS-146B(日立アロカメディカル)。どちらかというと人体、工業製品等の表面汚染を測定することを想定したGMサーベイメーターです。

計数率しかありませんが、アナログ、デジタル両方の表示があるので使い勝手はいいでしょう。行政等の公的機関でもよく使われていますから、これならまずどこへ出しても文句は出まいw

ASM-990 with 489-110D(FLUKE)。ASM-990は本体、489-110DはパンケーキGMプローブ。同シリーズのASM-992、ASM-993には本体にもGM管が内蔵されています(前者はエネ補付GM管、後者はパンケーキ)。

豊富な測定モード、線量率、計数率はもちろんBq、Ci、dpmと、さすがにそこまではいらんだろうwくらいにある単位表示。LUDLUMとは対照的なデジタルテクノロジーの粋を極めた一品です。FLUKE製品は各種研究機関でもよく利用されているので、”信頼性”もバツグン。

他にも

・CANBERRA:Radiagem 2000 with SAB-100(αβ用シンチ)
・MT:RDS-200(もしくはRDS-31) with GMP-15(パンケーキGM)
・サーモ:RadEye SX with DP6(αβ用シンチ)

なんかも十二分にハッタリがききそうですが、ただ、入手が難しそうなので、現実的には上記の3機種あたりがいいかもしれません。

逆に「Inspector EXP」くらいじゃハッタリにならないのだとか(もちろん現場によって違うでしょうけど)。おかしな話なんですけどね(^^; 市民がやれること・すべきこと、行政がすべきことは違っていて、一般市民が何十万円もする測定器を購入し、計測し、そうでもしなきゃ行政が動いてくれないというのは…。

だけど、現場でこんなことは日常茶飯事。そこに文句を言っていても作業は進みません。特にボランティアの方などにとってみれば、出費がかさみ頭が痛いことと思いますが、がんばって下さい(^^;

こんなサイトがほんの少しでも参考になれば幸いです。
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