メーターが3つもある”ヘンテコリン”ガイガーカウンター

2012年06月30日
関連ワード:コラム
White Electronics社の「Oremaster Long Ranger Super Geiger Counter」というガイガーカウンターをebayで見つけました。名前を見てわかる通り、ウランブームですね。ウランを掘り当てて一攫千金!ってな感じです。

gc_452.jpg

gc_453.jpg

問題はこのメーター。なんだこれはw メーターをすげ替え、レンジや単位を切り替えるのかと思いきや、ケーブルでつながってますから、切り替えというわけでもなさそう。同時に使うのでしょう。けったいなガイガーカウンターです。

他にこういうのがあったかなと思い返してみたのですが、あまり思い浮かびません。メーター表示盤が取り替え可能な機種はありますけどね。LUDLUMもそうです。

いったいこれはなんだろう…と調べてみますと、実はすっごく単純でした。車や飛行機でガイガーカウンターを使う際、運転しながらでもメーターが見られるようにするためなんですね。深く考えすぎましたw

It has a quick detachable meter for airborne and mobile prospecting.

[ソース]http://national-radiation-instrument-catalog.com/new_page_25.htm

※該当部分は違うモデルなんですが、言ってることはこれにも当てはまるはずです

この年代のガイガーカウンターを調べていると、だいたいこのサイトにたどり着くのですが、フレームで単純なHTMLでとにかく見づらい!w CMS化してくれ~w せっかくとんでもなく貴重で膨大な資料がテンコ盛りなのに。

Safecastが車に取り付けてる「Inspector Alert」はリアルタイムに車中で測定値を見れたっけ?とか、いまやスマホだからこんなものはないだろうなとか、GM管3本とはいえ、それほどの感度でもないだろうし、車や飛行機で見つけられるのか?とか、いや、それでも反応を示すほどすごいウランが当時はゴロゴロしてたのか?とか、いろいろ思ったのですが、こういうヘンテコリンなガイガーカウンターはだいたいがウラン用ですね。

ウランブーム
 ↓
ガイガー売れる
 ↓
目新しい、ユニークな機能をつけて消費者にアピール
 ↓
ヘンテコリンガイガーの完成!

と。

あ。2011年、2012年あたりの日本でも見かけるぞw

決してバカにしてるわけじゃなくて、そんな中からもしかしたらイノベーションってのが生まれるやもしれないですから、「売らんがため」も一概に悪いことだとは思いません(ダジャレじゃないですよ)。ただ、残念ながら今のところは…(^^;

「新しいものを」という意欲はいいんですが、どうもトンチンカンな設計思想に基づいて作られていたり、なんなら間違った知識で作られてるんじゃないかとすら思えたりするようなものもチラホラ。そういう意味では、技術的な問題でこうなっている「Oremaster Long Ranger Super Geiger Counter」と同列に比較するのもアレなんですが、土曜の昼下がり、戯れに書いてる記事です。ご容赦をw
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