2012/06/05

アルファ通信のリアルタイム線量測定システム契約破棄に関する提訴メモ

関連ワード:ニュース , アルファ通信 , 入札 , リアルタイム線量計 ,
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2014.06.11追記:アルファ通信は破産しました。最新の記事もご参照下さい。

アルファ通信(リアルタイム線量計訴訟の原告)が倒産しました

2014.02.20追記:記事下部に記した関連記事もぜひご参照下さい。

■事実の推移

2011年07月14日 「リアルタイム線量測定システム 一式」入札公告(下画像参照)
2011年07月29日 開札=落札者(アルファ通信)決定
2011年08月04日 契約締結
2011年10月07日 契約変更により納期を10月17日に延長
2011年10月17日 いまだ未納
2011年11月18日 文部科学省がアルファ通信との契約を解除
2012年06月04日 契約の不当解除を理由にアルファ通信が国を相手に代金約3億7000万円の支払いを求める訴訟を東京地裁に起こす
2012年07月23日 第一回口頭弁論(2012.07.27追記 [参照サイト]朝日新聞
※新聞のタイトルは「提訴」ですが、この記事自体は第一回口頭弁論に関してです

※契約解除にともない、この第一次補正予算分の600台と第二次補正予算分の2,100台の合計2,700台は、随意契約で富士電機、NECから調達することになります

gc_415.jpg ※平成23年7月14日 木曜日 官報(号外政府調達第131号)より

■納入(予定)物品

リアルタイム線量測定システム 一式 600台
※詳細な仕様(入札説明書に記載)は不明

■疑問点・感想

裁判とは関係なく、私が疑問に思ったことです。

・入札説明書に書かれていた仕様はリアルタイム線量測定システムとして適切だったかどうか(入札説明書は書面で交付されているせいか、ネットで情報がまったく得られませんでした)

・「放射線測定器が要求される技術仕様を満たさない」(文部科学省)と言う具体的な根拠(どう満たしていなかったか、性能面でのことであれば、どうテストしてそう判断したのか)

・「何度も仕様変更を求められた」(時事通信が配信したアルファ通信のコメント)とは具体的にどう変更を求められたのか。また、入札時に示された仕様を納入の段階になって変更することは法律上、問題はないのか

・実際にアルファ通信が設置しようとしていた「リアルタイム線量測定システム」はどのようなものだったのか(特に測定器部分に関して)

・2011年4月に設立されたライノテック工業株式会社とともに、突貫工事で放射線測定システムを作り上げたアルファ通信。…どこかの町が頭に思い浮かんだのですが

[参考サイト]
文部科学省:福島県内に設置するリアルタイム線量測定システム一式の受注業者の契約解除について
時事ドットコム:受注業者「契約解除は不当」=線量測定システムで国を提訴-東京地裁
アルファ通信:放射線測定公開システム「安心生活」(PDF)
※これはGM管ですが、納入されていたのはシンチとの情報もあります

[参考資料(官報より)]

*リアルタイム線量測定システム 一式 入札公告

・官報「2011-07-14」日発行
・官報掲載場所「政府調達(131号)」の「5ページ」目
・調達機関番号「16番」(文部科学省)
・所在地番号「13番」(東京都)

・品目分類:26
・種別:一般入札
・調達件名の特質等 入札説明書による。
・納入期限 平成23年10月7日
・納入場所 支出負担行為担当官が指定する場所
・入札書の提出場所、契約条項を示す場所、入札説明書の交付場所及び問合せ先〒 100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2 文部科学省大臣官房会計課用度班契約第一係 高橋 幹 電話03-5253-4111内線2231
・入札説明書の交付方法 本公告の日から上記3(1)の交付場所にて交付する。
・入札説明会の日時及び場所 平成23年7月19日15時00分 文部科学省入札室
・入札書の受領期限 平成23年7月25日17時00分
・開札の日時及び場所 平成23年7月29日15時00分 文部科学省入札室

*リアルタイム線量測定システム 一式 落札者決定

・官報「2011-10-11」日発行
・官報掲載場所「政府調達(190号)」の「46ページ」目
・調達機関番号「16番」(文部科学省)
・所在地番号「13番」(東京都)

・品目分類:26
・調達方法:購入等
・契約方式:一般
・落札決定日:23. 7.29
・落札者:株式会社アルファ通信(東京都中野区弥生町二丁目6番10号)
・落札価格:370,185,900円(3億7018万5900円)
・入札公告日:23. 7.14
・落札方式:最低価格

[関連過去記事]
リアルタイム線量計とは何か。そして何が問題となっているのか
アルファ通信、モニタリングポスト/リアルタイム線量計、DoseRAE 2 ~放射線測定器の調達は難しい
文科省がアルファ通信の線量測定システム契約破棄の件はこれで終わるのか?
「リアルタイム線量測定システム」で使われている測定器は何だ!?
関連記事

コメント

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まず、これは公共入札物件です。
入札事前に契約条件を明示されて、それに同意した業者のみが入札に参加できます。
文部科学省の解約理由は納期遅延における契約不履行です。
事前に明示されているにもかかわらず契約を守らない以上、解約されて当然です。
又、日本の法令に遵守しておらず、文部科学省の規則を守らない以上、解約されて当然です。
アルファは、公共入札における契約条件を守っていません。
文部科学省は日本の法律を守っているかを観察する義務があります。そのため、アルファ通信に対し法令違反を訴追する義務があります。納期遅延などありえません。

Re: タイトルなし

> (前略)アルファは、公共入札における契約条件を守っていません。

裁判の過程で、このあたりの事実関係が明らかになることを望んでおります。

> アルファ通信に対し法令違反を訴追する義務があります。

文科省へご要望下さい。


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