2012/05/21

リガクが複数検出器を選択可能なスペクトルサーベイメーター「Get Smart」を開発

2012.06.11追記:スペックが明らかとなりました。カタログ(Get Smart)としてまとめたので、そちらもご参照下さい。

X線関連装置など、科学機器の製造・販売をしているメーカー、株式会社リガク(東京都昭島市)が小型スペクトルサーベイメーター「Get Smart」を新規開発しました。

gc_392.jpg

[ソース]リガク:
スマートフォンに接続できる
小型スペクトルサーベイメーター Get Smart を開発
-20℃から50℃の広い温度範囲で正確な核種同定を実現


東京ビックサイトで開催される「2012 NEW環境展」(5月22日~5月25日)に出品展示されるとのことです。写真がまだ公開されていないのですが、上記ニュースリリースからわかる「Get Smart」の特徴は以下の通りです。

・複数検出器の選択
目的に応じて複数の検出器(内蔵2種、外部2種)を接続可能。最大3種の計測を同時に実行できる。例えば、内蔵GM管と外部シンチレーションカウンターを選択した場合、内蔵GM管によりα、β、γ線計測を行い、外部シンチレーションカウンターでγ線スペクトル計測と核種同定を行うことが可能。外部検出器として中性子線検出器を選択することもできる。

・スマートフォン接続機能
Bluetoothでスマートフォン(Android)と接続可。スマートフォンによりサーベイメーターをリモートコントロールし、サーベイメーターの放射線計測データにスマートフォンのGPS位置情報、写真等を加えて、自動的にクラウドへデータをアップロードできる。クラウド上でデータを閲覧、編集でき、さらにGoogle Mapとの連携によるマッピングも可能。

・高精度温度補償機能
温度変化による誤差をマイクロ秒オーダーでリアルタイムに自動補正する機構を搭載。従来は-20℃から50℃の温度範囲で±15%以上変化していたエネルギー計測値を±1.5%以下に低減でき、正確な核種同定が可能。また、20℃の室内から屋外に出た場合など温度変化が大きい場合、放射線センサ内部の温度を予測して温度補償を行うことにより、待ち時間なしで即時測定可能(エネルギー計測誤差±1.5%以内)。

日刊工業新聞の記事「リガク、放射線測定器に参入-スマホで遠隔操作」(2012年05月21日)によれば、

価格は外部シンチレーション検出器付で約55万円からと安価に設定。21日発売し、年間1000台の販売を目指す。(中略)重さ400グラム。リチウムイオン二次電池を使い、8時間連続で測定できる。

とのこと。

外観を含め、もう少し詳しく知りたいところですが、「2012 NEW環境展」が始まったら情報がオープンになってきますかね。ちょっと注目して見てみたいです。
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