2012/05/11

放射線測定器と電池~電池の初歩の初歩をザックリと

今回は電池の話です。

円筒型単電池・平形6層電池

私たちが一般的に使う放射線測定器のすべてが電池を必要とします。放射線測定器を購入する際、スペック表でも「単3電池2本」といった記載をよく目にします。外国製の放射線測定器だと「AA」なんて書かれていたりもしますね。そこで、日本、海外、中国の乾電池の名称対応表を作ってみました。

日本アメリカ中国
単1D1号
単2C3号
単3AA5号
単4AAA7号
単5N8号
単6AAAA
9V

gc_377.jpg 単1から単6までは円筒型です。9Vは立方体(平形)。一般家庭用品として使うデジタル機器ではあまり見ないかもしれませんね。左のような電池です。見なれないかもしれませんが、コンビニでも100均でも売っています。

パナソニック【9V形】アルカリ乾電池(2本パック・ブリスター) 6LR61XJ/2B [6LR61XJ2B]

次にアルカリとマンガンについて。私も詳しくはないのですが、wikiを見ますとこんな説明がありました。

マンガン電池の容量は(黒)が(赤)の約1.4倍
アルカリ電池の容量はマンガン電池(黒)の約2~3倍

マンガン乾電池
使用により徐々に電圧が低下するが、電流を止めると一時的に起電力が回復する。そのため、時計(置時計、掛時計)のように小電流で連続動作させるもの、ドアチャイムなどのように間欠的な動作を行うものに適する。

アルカリ乾電池
マンガン電池に比して長時間安定した電圧を維持するが、寿命を迎えると急激に起電力を失う。デジタルカメラ、エレクトロニックフラッシュ、携帯テレビ、携帯オーディオ機器(ポータブルMD、MP3プレーヤ)、電動玩具(電池で動く車、電車、動物)、懐中電灯など大電流で連続動作させるものや電圧が降下すると機能に影響したり動かなくなったりする機器に適する。

[ソース]乾電池~Wikipedia

マンガンの黒と赤って、こんな差があったんですねw とりあえず、放射線測定器に関してはアルカリを選んでおけばいいんじゃないでしょうか。

ボタン型電池

あまり馴染みのないのがボタン型電池。ボタン型電池を使うようなデジタルデバイス、私は持っていないような…気がします。放射線測定器においては、たまに見かけますけどね。

その典型例がPolimaster(ポリマスター)の腕時計型ガイガーカウンター「PM1208M」「PM1603A」です。両者とも「CR2032」という電池が必要です。このアルファベット&文字列には意味があります。よく見る「C」は二酸化マンガンリチウム電池、「L」はアルカリ電池です。

gc_376.gif

ただ、場合によっては直径と厚さの組み合わせに対して固有の記号が割り振られていることもあります。

長持ち高品質!代引き可!日本ブランド パナソニック ボタン電池(CR2032)5P【送料無料】

記号直径厚さ
R417.93.6
R4311.64.2
R4411.65.4
R487.95.4
R5411.63.05
R5511.62.05
R705.83.6
これをメモってコンビニなり100均なり行けば、基本的には置いてあるので、知らなくてもいいんですが、ま、一応(^^;

[ソース]ボタン型電池~Wikipedia

電池の買い替えが面倒だという方はエネループでもいいかもしれませんけどね。実際、私の周りでもエネループにしている人も多いです。エコかどうかは知りませんが(エコw)。

というわけで、とりとめのない内容になってしまいましたが、「9Vって何?」レベルの電池マメ知識でしたw

関係ないですが、「PM1208M」と「PM1603A」の価格がw 前から思っていたんですが、結局、スペックじゃなくて原材料費(製造コスト)なんですかね。定価ってどうなってんだろ。
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コメント

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電池

9v電池は一般的には"006P"の呼称で知られています。
これ以外に、サイズ的に互換のあるニッケル水素2次(充電して繰り返し使用できる)電池、リチウム電池(1次2次とも)も使用する例が多くなってきています。

マンガン電池とアルカリ電池の使い分けですが、SOEKSやPripyatなどのように、短時間で消費してしまうような用途にはアルカリ電池を、連続運転で1ヶ月も持つような機種にはマンガン電池がお得です。
それ以上に電池には「漏液」の問題があり、電源切り忘れや使用せずに長期間電池を入れっぱなしにしておくと、しばしばこの問題がおきますが、マンガン電池の場合はその液が弱い酸性であるため、被害が比較的軽微ですみ、アルカリの場合は水酸化カリウムのような強いアルカリで、漏液のダメージは修復不能のレベルのこともしばしばあります。

使用しない場合は、電源スイッチOFFであっても、こまめに電池を抜きましょう。

リチウム電池(1次)は富士フィルムや海外メーカーから発売されていて、ものによっては(006P型)などではマンガンの10倍以上の電気量を持ち、しかも保存寿命(90%)は10年を超えます。
リチウム電池は1次も2次(充電可能)も軽量で高出力なのですが、電極端子のショートなどで、メルトダウン(まさに!)し、爆発することもあります。このせいで、日本では大手メーカーは扱わないようですが、ドイツあたりではガイガーとの組み合わせは多いようです。

リチウム2次電池は、日本ではDLG社などから販売されているのですが、比較的古いソビエト設計のガイガーカウンターでは電圧が高すぎるようで、壊れる原因になりますので注意してください。これらはあまり性能のよくない電池に対応できるように設計されているようです。近年の設計の製品ではそのようなことはないようなのですが・・・。

ニッケル水素2次電池は繰り返し使用できて経済的なのですが、1セルあたりの電圧(マンガンやアルカリは公称1.5V、ニッケル水素やニッカドは公称1.2V)が低いので、場合によっては正常に動作しないこともあります。

ガイガーは、今は(あるいは購入時は)マイブームなので頻繁に使う方が多いですが、マイブームが一山越えると放置されていることが多く、そんなときに漏液していては目も当てられません。使用後はこまめに電池を抜きましょう!

ちょっとおせっかいでした。

電池その2

連投失礼します。
アルカリ電池から漏れた液体は機材にも深刻な影響を及ぼしますが、肉体にも厳しく、とくに角膜(目の)に付着すると秒速で溶解する危険性があります。液体もそれが乾いた粉末も十分注意しましょう!

Re: 電池その2

詳しいご解説ありがとうございます。

一概にアルカリがいいとは言えないんですね。
液漏れのことはよく耳にするのですが、
実際にそのようなことになったことがなく、
イマイチ実感がわかず、ほったらかしにしがちです(^^;
1年ほど入れっぱなしの機種も少なくなく、
これからはちゃんと抜いておきますw


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