2012/04/02

ECOTESTが食品をそのまま測定できる放射能測定器をリリース

Sparing-Vist Center=ECOTESTが食品の放射能も測定できる測定器「FoodTester-G」を発売します。

包装されたまま、容器に入ったままでも測定可能。食品(食料品)にあてがうだけで測定できるようです。

検出下限(Minimum detected cesium isotopes activity)は50Bq/kg(BG~0.15μSv/h)。BG~0.05μSv/hだと10Bq/kg。

Android端末は日本語みたいですね。

もう少し詳しくいろいろ知りたいところです。特に測定時間、「isotopes」となっている点、そしてカリウムがあれやこれやといったあたり。

公式サイトではまだ当機に関する情報は掲載されていません。発表がありましたらまた改めて。以下は素人による拙い翻訳です。正確なことは原文を読んで下さいw

foodtesterg_001.jpg foodtesterg_002.jpg

■特徴
・携帯性、実用性
・特別な訓練は必要はなく、対話方式で操作可能
・食品を決まった容器に入れる必要はなく、食品に接触させれば測定可能
・食品を特別な標本にする必要がない(容器/包装に入れたまま)
・特別に防護する必要がない

■使用目的
・γ線の線量当量率を測定(DER)
・食品のセシウム同位体の放射能を検出し、比放射能(=Bq)を算出

■セット内容
・γ線用シンチレーション検出器(Csj - シンチレーター - フォトダイオード)搭載の検出ユニット
・Android OS、専用ソフトインストール済みタブレットPC(Bluetooth経由でデータ転送)

■スペック表
・γ線(DER)測定範囲:0.1μSv/h~100μSv/h
・γ線エネルギー範囲:0.05MeV~3.0MeV
・γ線(DER)測定誤差:15%
・バックグランド0.15μSv/h以下の食品のセシウム放射能の検出下限:50Bq/kg
(バックグランドが0.05μSv/h以下:10Bq/kg)
・連続使用時間:検出器 40時間 / タブレットPC 8時間
・検出器の保護等級:IP54
・操作温度範囲:検出器 -20℃~+40℃ / タブレットPC メーカー規定の仕様による
・重量と外形寸法:
検出器(ケースなし) 0.4kg以下・110×36×83mm
タブレットPC タイプによって異なる(デフォルトは0.15kg以下で135×65×10mm)

■ふたつの操作モード
・γ線(DER)測定モード(優先モード)
・食品検査モード

■食品検査モード
・食料品のセシウム同位体放射能を検出
・食品のセシウム同位体比放射能を算出

■食品検査グループ
・乳児用栄養食
・水、牛乳
・肉、魚、卵
・野菜、果物
・リシアルコーン
・乾物
・乾燥ハーブ(茶葉など)

■食品検査モード - 6ステップ
Step 1.バックグランド補正方法を選択
Step 2.測定器を食料品の隣に置く
Step 3.セシウム同位体をサーチ
Step 4.食品グループを選択
Step 5.食料品の形態(容器/包装)を選択
Step 6.食料品の大きさ(容器/包装)を選択。セシウム同位体放射能の結果を算出
追記:CsjはCsIですね。あと、こちらの流用(流用という言葉は不適切か。改良?)かもしれません。
CADMIUM (DKS-02PN "CADMIUM" search alarm dosimeter)
http://www.ecotest.ua/cadmium-new/index.php?page=02&lang=en
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コメント

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ECOTEST社のCM

すでにご存知かとも思いますが、先日http://www.youtube.com/watch?v=J-mWwlYbjrE&feature=related を見つけました。いったいどんなシチュエーションなのか考えると、頭が痛くなってしまうのですが、つい何十回も見てしまいます。

Re: ECOTEST社のCM

コメントありがとうございます。

こちらがECOTEST自身がアップしているオリジナルですw

http://www.youtube.com/watch?v=-w84OcZ4IxY&context=C425189fADvjVQa1PpcFNV-LshqpNiTdjTXjpqbtkUYE0X02sTAzw=

0.6~1μSv/h(地表だと~4.69μSv/h)ですから、考えられるのは

・チェルノブイリすぐ近くでの戦闘
・核テロ

のどちらかでしょうか。ただ、対人ということであれば、TERRAのアラームは切っておいたほうがいいと思うんですよね。あんな爆音鳴らしてたら、こちらの位置、動きがモロにバレますw

50秒からの「DKG-21M」も面白いです。1.07μSv/hから0.67μSv/hまで一瞬で下がります。どんな状況やねん!とも思いますし、個人線量計としてここまで急激に数値変化するというのもすごいです(撮影用に何か仕掛けをしていたとしても)。

まったくもって意味不明な動画なんですが、なぜか私も見入ってしまい、何度も見てしまいますw 映像自体はすごくキレイですよねぇ。

コマ送りで

何度見ても意味不明なことは変わらない(笑)のですが、コマ送りでも見てしまいました。
最近の製品は、とくに軍用ではデザインがなかなかすばらしく、見飽きません。
DKG-21Mも素敵ですが、やはりMKS-Uに目が行ってしまいます。前身のDP-5Vのデザインや質感をこうまで踏襲する必要があるのか、プローブ延長棒なんかDP-5Vのものそのままに見えます。
ところで、最近大阪で「DP-5V装備会」というワークショップしました。大変長い(全編で5時間超)のでご高覧下さいとも
言えないのですが、4編に分割されていますので、興味のある部分を、、、
パート1:DP-5Vの概要説明
http://www.ustream.tv/recorded/21481687
パート2:DP-5Vの分解組み立て等
http://www.ustream.tv/recorded/21483478
パート3:DP-5Vのデジタル化、その他拡張
http://www.ustream.tv/recorded/21484584
パート4:パンケーキ管などとの接続
http://www.ustream.tv/recorded/21486760

Re: コマ送りで

チラっと拝見しました。とても面白いです(^^ 時間のある時にまとめてガッツリと勉強させて頂きます。アイシャドウのお話、とてもいいですね。機器の形にはすべて意味があるということがよくわかります。

昨年末に市場に出てきたいという小さなパンケーキですが、あれはどこのものでしょうか。ロシアっぽく見えましたが。

小さなパンケーキ

現在ちょっと注目しているのですが、型番がSBT-11Aで、例のSBT-10の小型版で、製造はかのVNIITFAです。検出部は4節あり、非公式のスペックまで含めると

動作電圧(ボルト)350から450まで
動作電流の各セクション(uA)0.5から1.1
推奨動作電圧390
プラトー長さ(ボルト)100
デッドタイム(U = 400V、マイクロ秒)25(並列時)
ガンマ感度Cs137 44cps/MR/HR = 4.4cps/uSv/h = 264cpm/uSv/h
独自の背景(パルス/秒)0,25
ワーキングレンジ(MKR / s)の0.003から10
= 0.11uSv/h ~ 366uSv/h(BG下限からの意)

計数率や感触はSBT-10Aの1/4~1/5といったところです。

ですが、γ感度は正面からはこれほどの計数率が無いので、おそらく専用のγプレート(鉄2mm)を付けた場合なのでしょう。また小さいながら、γ線に対しても指向性が強く(γ線に対して正面感度が低く、β線やα線に対しては正面感度が高い)使い勝手が良いです。全指向性の金属管との併用が良いのではないかと思っています。
DP-5VのSBM-20と差し替えできる(表示は変更が必要ですが)ので、表面汚染測定などでは使いやすいです。
大きさが適当なので、マイカ窓との接触についてSBT-10Aほど怖くないです。現在これを使用したプローブボディーを製作中で、これは記事にします。

Re: 小さなパンケーキ

詳しくありがとうございます!

また面白そうなものができそうですね。記事楽しみにしていますw


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