一行でまとめると、サンリフレが発売する「MAMORU」=日陶科学製品=メディキタスの「CK-6」

2012年02月28日
関連ワード:ニュース
(株)サンリフレが放射線測定器「MAMORU」を発売しました。

[ソース]
サンリフレ:コンパクト簡易放射線測定器 MAMORU 発売

財経新聞はサンリフレ発表のプレスリリースをこう紹介しています(サンリフレのサイト上ではこの情報は見つけられませんでした)。

株式会社サンリフレ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:渡邉 英樹)は、日陶科学株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表者:山田 光彦)が開発した、低価格・コンパクトモデルの放射線測定器『MAMORU』を、2012年2月から共同で販売開始いたします。

[ソース]
財経新聞:低価格・コンパクトモデルの放射線測定器『MAMORU』販売開始

日陶科学の放射線測定器に関するページはこちらです。

[ソース]日陶科学:放射線測定器

ご覧頂ければ想像にかたくないのですが、この「MAMORU」はメディキタスという会社が開発・製造している「CK-6」という機種のOEM的商品です。つまり、サンリフレが発売する「MAMORU」はメディキタスが開発した「CK-6」を日陶科学が「MAMORU」としてOEM的に販売しているものだということです。

というのが、このニュースに関する事実関係だと思われます(メーカーはこういうことを説明しないので、以上は外形的事実から読みとった個人的な憶測です)。

さて、「CK-6」=「MAMORU」は(しっかし「MAMORU」って…。もう少しネーミングちゃんとしてほしいですけど)、シリコン半導体検出器を搭載したコンパクトな放射線測定器です。専用ソフト(別売)を使って測定データをPCへ転送することも可能です。

測定時間は何パターンかを選択できるようですが、デフォルトは10分ですかね。「直前の10分間の線量率が表示されます」とマニュアルに書かれています。また、「5分を選択した場合は、0.01μSv/hの分解能は得られません」とも。計測中の数値がどうなっているのか気になります。10分を選んだら、表示の更新も10分ごとだったり?? このあたりがちょっとよくわかりません。

2013.03.21追記:放射線測定器「CK-3」「CK-6」の開発・販売といった一切の権利は、株式会社メディキタスから合同会社MU(エムユー)に移りました

[関連記事]
メディキタス倒産!? 「CK-3」「CK-6」の権利が他社に移りました
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コメント一覧

390. 2012.02.29
RD-1706の誤差:7+6/Pについて書いて頂けると嬉しいです。
意味不明なんです。
過去記事を観たのですが、見つけることができませんでした。


2日前に届いたFUKUSHIMAですが、デザインと取説のいい加減さは別にして、丁寧に作り込んであります。

電池の裏蓋はビス止めで、真鍮の受け(ナット)が付いてますし、基盤も綺麗な作りになっています。
本体の裏蓋もビス止めで、こちらには金属の受けはありません。

不安だったGM管はSBM-20でした。
RD-1706と比較して平均2~3割は高く表示されます。
検知音は音量が低く殆んど聞こえません。
391. 2012.02.29
コメントありがとうございます。非常に難しい話です。なぜ難しいかというと、まず、一般論として統計、確率の話が難しいというのが一点、ロシアの規格のことがよくわからないというのが一点、メーカーの説明が100%正しく正確かどうかがわからないというのが一点。

近日中に改めて記事としてまとめたいと思いますが(いつかやらねばと思いつつ、怠惰から延び延びとなってます;;)、ザックリと言いますと、以下のようになります。

Reproducibility of indications (at confidential probability 0.95) where P is a doze rate in µSv/h

(訳)0.95の信頼確率における指示値の再現性(Pには線量率:μSv/hを代入)

0.1μSv/hが表示された場合、

7 + 6 / 0.1 = 67%

信頼確率0.95=95%での指示値の再現性は67%だということです。0.2μSv/hだと37%ですから、線量率が高くなるほど再現性が下がるということになります。と考えると、実はおかしなことになるのでw、ここで言われているReproducibility=再現性は「誤差」と読み替えたほうがいいような気がします(正確な言い方かどうかは定かではありませんが、”再現性誤差”とでも言いましょうか…)。

つまり、非常に不正確なザックリとした言い方ではありますが、

「0.1μSv/hだったら誤差は67%」
「線量率が上がるほど誤差は少なくなる」

といったニュアンスです。

信頼確率とは何か、再現性とは何か(”誤差”とはどう違うのか)、この説明は具体的に何を意味しているのか、そうしたことはまた改めて。なお、JISにおいてはこのようなことに関して”再現性”という言葉は使われませんし加味されません(他のことに関して再現性という言葉は使われてはいますが)。

すみません、かなり曖昧な返事となってしまいました;;

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